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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績

利用者の意思
病院の患者
を尊重した医 満足度調査及
療・ケアを実施 び 老 健 施 設 の
する。
利用者満足度
調査について、
中期計画に掲
げる目標を達
成しているか

《患者・利用者満足度調査の結果》
病院の患者満足
57 全ての病院、26 全ての老健施設で、患者・利用者満足度調査を実施した。病院の患者満足度調査の 度 調 査 に つ い て
「病院全体の満足度」において、入院患者及び外来患者のうち「満足」又は「やや満足」と回答した者の は、年度計画の目
割合の平均は 87.2%であり、目標値を上回った。
標を達成した。
また、老健施設の利用者満足度調査の「施設全体の満足度」において、入所者及び通所者のうち「満足」
又は「やや満足」と回答した者の割合の平均は 91.9%であり、目標値を下回った。特に『面会時間』、『行
事・レクリエーション回数』の満足度の評価が低い結果となった。『面会時間』については、感染状況が 老 健 施 設 の 利 用
縮小した時期に合わせ徐々に制限を緩和しているが、感染症流行前と同様までには戻っていないことで、 者 満 足 度 調 査 に
全般的に満足度が低下したと考えられるが、『行事・レクリエーション』も含め、各施設で満足度を上げ ついては、新型コ
るための取り組みを実施した。
ロナウイルス感
染症の5類移行
【病院及び施設全体の満足度】
後も完全な制限
対令和4年度
緩和に至らなか
目標値
元年度 2年度 3年度 4年度 5年度

った影響もあり、
年度計画の目標
「病院全体の満足度」におけ
は未達成であっ
る「満足」又は「やや満足」 87.0% 87.5%
87.8%
88.8%
+0.1 ㌽
87.1%
87.2%
た。
と回答した者の割合の平均
「施設全体の満足度」におけ
る「満足」又は「やや満足」
と回答した者の割合の平均

利用者及び
その家族等の
意思決定に向
けて人生会議
などを設けて
多職種チーム
で支援してい
るか

自己評価

92.0%

92.7%

93.8%

91.9%

91.1%

91.9%

+0.8 ㌽

《意思決定支援の取組の実施》
57 病院全てにおいて、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等 年 度 計 画 の 目 標
の内容を踏まえた意思決定支援に関する指針を定め、医療ケアチームが協働して支援をした。
を達成した。
【具体的な取組例】
・看護部で ACP の研修を年 4 回行い、各部署で実践するためのマニュアルを作成した。理学療法士や
MSW などと共有できるよう診療録を充実させ、電子カルテ内に在宅療養支援シートを利用し、外来
継続看護の充実を図った。
(札幌北辰病院)
・認定看護師やケアチームを中心に研修会やポスター・タペストリー・パンフレットの設置を行った。
また、独自の刊行物を作成し、外来の目につきやすい場所への設置や、ACP についてのコーナーを設
け通院中の患者への啓蒙、啓発活動を行った。
(金沢病院)
・市民向けの ACP についての講義依頼を受け、「ACP とは」「もしものノートの活用」などについて
実施。73 名の方が参加し、地域住民も少しずつ ACP についての興味を持ち始めていると感じた。
(星ヶ丘医療センター)
・県内の医療機関が参加する地域医療ネットワーク会で、外部講師を依頼し他の医療施設の方々に ACP
研修を実施し、分かりやすいと好評だった。
(高知西病院)
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