資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》 |
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法人の業務実績・自己評価
中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
《医師の勤務負担軽減等のための取組》
病院における勤務時間管理の運用の徹底及び医師の長時間労働の是正に向け、職員の研鑽に係る時間や白
衣・制服等への更衣に係る時間など、労働時間該当性の判断が特に困難と思われる活動について、判断にあ
たっての考え方を改めて整理し周知を行い、勤務時間管理がより厳密なものとなるよう体制を整えた。
また、医師の休日・時間外労働の短縮を図ることを目的として、各病院の年間 960 時間を超えて時間外労
働をしている医師を特定するなど医師の時間外労働の実態把握することに加えて、前年度に引き続き特例水
準の指定申請を行わない病院も含め、医師の労働時間短縮計画の作成を全病院に指示し、計画の作成を通じ
てタスクシェアや意識改革を促す取組をしているところ。
さらに、厚生労働省医師等医療従事者働き方改革推進室担当者及び日本医師事務作業補助者協会の理事長
を招聘し、医師の働き方改革をテーマとして、医師の働き方改革関連制度の最新の情報や医師事務作業補助
者へのタスクシェアなどに関する説明会を行うなど、更なる意識改革を促したが、休日・時間外労働が 960
時間を超える医師の人数は、令和4年度の 85 人(13 病院)から4人(2病院)増の 89 人(15 病院)とな
った。
引き続き、各病院で作成された医師の労働時間短縮計画に基づくタスクシェアや意識改革等の具体的な取
り組みについて、確実な実施を促していくこととする。
【960 時間超の医師数】
元年度
実人数
164 人
2年度
134 人
3年度
122 人
4年度
85 人
5年度
89 人
当該説明会においては、労働基準監督署における宿日直許可基準の明確化を趣旨とした労働基準監督局長
による通達に関する説明を行い、宿日直の許可は、一つの病院において、診療科、職種、時間帯、業務の種
類等のそれぞれで取得することが可能である旨を改めて周知して宿日直の取得を促したところ、宿日直許可
を得ている病院数は令和4年度に比べ 10 病院増加している。
【宿日直許可を取得している病院数】
3年度
病院数
31 病院
4年度
38 病院
5年度
48 病院
加えて、当該説明会にて、特に医師事務作業補助者についてのタスクシェアの好事例も紹介しており、他
病院の好事例を共有することにより各病院においてタスクシェアの分野における医師事務作業補助者の有効
性が一定程度認知されたことなどから、医師事務作業補助員数は令和4年度に比べ 30 人増加している。
【医師事務作業補助員数】
2年度
常勤職員
79 人
非常勤職員
204 人
3年度
81 人
220 人
85
4年度
85 人
218 人
5年度
128 人
205 人
評定