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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績

自己評価

《老健施設》
〇在宅復帰の支援
令和5年度 26 全ての老健において、地域や運営状況に係る分析を行い、その結果をもとに各
施設における今後の運営方針を検討した。病院に併設されている特色を活かし、医療ニーズの高
い者を積極的に受け入れたり、在宅生活を想定したリハビリテーションの提供等により在宅復帰
支援を実施し、在宅復帰率は平均 55.4%(対令和4年度比+1.4 ㌽)となり、年度計画に掲げる
目標 55.0%を上回った。
なお、令和5年の全国の在宅復帰率 40.8%※と比較して、高い水準にある。
また、在宅復帰率が 50%超の施設割合は 76.9%であり、こちらも全国の 37.7%※と比較し、
高い割合となっている。
【在宅復帰率】
増減
(対4年度比)
在宅復帰率
57.9%
54.0%
55.4%
+1.4 ㌽
53.4%
55.6%
58.2%
※ 出典:令和5年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業)「介護老人保健
施設における医療ニーズへの対応力向上にかかる調査研究事業報告書」,P9(全国老人保
健施設協会)
30 年度

元年度

2年度

3年度

4年度

5年度

【主な取組事例】
・在宅復帰の見込みが低い利用者に対しても入所前後訪問指導を実施し、在宅復帰を目指した具
合的な助言を行い、在宅復帰できたケースがあった。
(千葉病院附属介護老人保健施設)
・院内歯科医師及び歯科衛生士、言語聴覚士等も含めた多職種で、利用者が座って食べることを
意識し、日々の状態に応じた自己摂取の方法を考え、誤嚥性肺炎の減少につながった。
(神戸中央病院附属介護老人保健施設)
・入所時 2 人介助でおむつ排泄であった利用者が、排泄支援計画書を元に多職種で排泄支援を行
ったことで、日中はトイレ動作見守り、夜間は尿器自立まで改善し、妻と二人暮らしの自宅へ退
所となった。
(宇和島病院附属介護老人保健施設)
【在宅復帰率】
地域医療機構 n=26 全国※ n=1,067
(令和 5 年度)
(令和 5 年 2~7 月)
50%超
76.9%
37.7%
30%超~50%以下
23.1%
28.1%
30%以下
0.0%
31.7%
エラー・無回答

2.6%
合 計
100.0%
100.0%
※ 出典:令和5年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業)
「介護老人保健施設に
おける医療ニーズへの対応力向上にかかる調査研究事業報告書」,P9(全国老人保健施設協会)
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年度計画の目標
を達成すること
が出来、全国の
在宅復帰率を上
回る水準となっ
ている

評定