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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績

するため、患者
満足度調査等
により利用者
のニーズを的
確に把握し、取
り組むことに
より、利用者や
その家族等か
ら選ばれる病
院等を目指す。
さらに、人生
の最終段階に
おける医療・ケ
アの方針につ
いて、利用者及
びその家族等
と十分に話し
合うなどの人
生会議(ACP:
アドバンス・ケ
ア・プランニン
グ)を踏まえた
利用者の意思
を尊重した医
療・ケアを実施
する。

きる相談体制
を整える。
また、入院前
から退院後の
生活を見据え
て、必要となる
支援を早期に
開始すること
により、患者や
その家族等が
安心して在宅
療養へ移行で
きるよう、患者
やその家族に
対する支援体
制を強化する。
このような
患者サービス
の向上を促進
するため、患者
満足度調査や
意見箱により
利用者のニー
ズを的確に把
握し、利用者や
その家族等と
円滑なコミュ
ニケーション
を図り、自院に
おける課題に
取り組む。
さらに、人生の
最終段階にお
ける医療・ケア
の方針につい
て、利用者及び
その家族等と
十分に話し合
うなどの人生
会議(ACP:ア
ドバンス・ケ
ア・プランニン
グ)を踏まえた

退院後の在
宅療養へスム
ーズに移行で
きるように入
院前から患者
等に必要な支
援を実施して
いるか

自己評価

《入院前から退院後を見据えた支援の実施》
年度計画の目標
評定
57 全ての病院において、患者が退院後の在宅療養へスムーズに移行できるよう、継続的な支援を行っ を達成した。
た。中でも、46 病院(対令和4年度比+1 病院)においては、入院時支援加算を算定し、在宅療養を充実
させるために、専任の看護師等を配置し、入院前から患者情報を把握した。
【具体的な取組例】
・予定入院で介護・福祉サービス等の利用がある場合、入院前に事業所へ連絡し生活状況に関する情報提
供を頂いた。また入院中の療養や生活状況を伝達し、円滑な退院連携につなげた。
(中京病院)
・地域連携室と外来看護師が協働し「療養支援につながるフロー」を作成し、退院後も在宅にて引き続き
安心して療養生活を送られるよう介入した。65 歳以上の方を対象に ADL、IADL にて評価し対象者を
絞り込み、毎月約 20 名の介入を行った結果、療養支援の満足度が 0.9 ポイント向上した。
(星ヶ丘医療センター)
・入院支援室に 4 つの相談スペースを設け、専任の MSW、看護スタッフを配置し、入院前から医療・福
祉の相談を密に行っている。入院患者にケアマネジャーなどがいる場合、入院中の面会やオンラインの
連携を依頼した。
(諫早総合病院)
年度計画の目標
を達成した。

サービス向
上委員会等の
委員会を設置
するなど、患者
へのサービス
向上に取り組
んでいるか

《患者サービス向上への取組の実施》
57 全ての病院で満足度調査を行い、調査結果や意見箱への投書内容等を踏まえて、病院ごとの課題を
サービス向上委員会等で検討し、改善に取り組んだ。
【具体的な取組例】
・病院食に従来よりも市内産の米を採用し地産地消を推進し、年間 30 回超の行事食を組み合わせ、慣
れ親しんだ味の提供と変化のある食事の工夫を心掛け、満足度調査でも高評価を頂いている。
(二本松病院)
・予約制での面会、看取り時の面会の見直し、ペット面会を実施し、フロアにて面会することで、ご家
族による居室環境への理解につながった。また利用者も面会で笑顔が増え、ご家族の安心感につなが
った。
(可児とうのう病院)
・感染症流行でレクリエーションを中止していたフロアや通所にて、夏祭りや屋外ジンギスカンなどを
再開した。
(北海道病院附属介護老人保健施設)

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