資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》 |
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法人の業務実績・自己評価
中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
主務大臣による評価
業務実績
・金沢病院附属介護老人保健施設において、石川県からの要請により、定員を超える入所者を受入
れるため、地域医療機構間にて介護福祉士の派遣(令和 6 年 1 月 15 日~3 月 29 日福井勝山若狭高、
浜、中京より 11 名延べ 184 人日)を行い、介護の質を担保したうえで、被災地から入所者を受入れた。
・金沢病院や高岡ふしき病院では、能登地域から透析患者や高齢の患者等計 20 名弱の患者を受入れ
るなど積極的に被災地域の患者受入れを行った。
・また、愛知県に所在する中京病院においては、珠洲市や輪島市から高齢の患者計4名の入院を受入
れた。
さらに、令和
6年度から開
始する第8次
医療計画に6
事業目として
追加予定の「新
興感染症等へ
の対応」につい
ては、改正感染
症法の施行や
第8次医療計
画の策定に向
けた議論の状
況を踏まえ、感
染拡大初期に
おいて迅速に
医療提供が可
能な体制の確
保や医療機関
間の連携・役割
分担等、地域の
状況に応じた
対応を検討す
る。
《新興感染症等への対応》
〇 改正感染症法に基づく医療措置協定への対応に関すること
・ 新興感染症発生・まん延に備えた病床確保について、改正感染症法に基づき、各病院と各都道府県に
おいて医療措置協定の締結を進めている。
・各病院では、新型コロナ感染症対応の経験を活かし、次期医療計画においても地域の感染症対策に貢
献できるよう、新興感染症が発生した際の病床確保について、各都道府県との協定締結に向けて協力し
た。
《新型コロナウイルス感染症対応》
○新型コロナウイルス感染症患者の積極的な受け入れ
・令和5年度には、入院患者を計 7,502 名、外来患者を計 92,702 名受け入れた。
【主な要請への協力事例】
・5類以降後も、東京都からの要請を受けて病床を確保し、最大24床を即応病床として確保した。
これにより、東京都入院調整本部や近隣医療機関からのコロナ陽性患者を受け入れることができた。
(東京高輪病院)
・静岡県から陽性患者の入院要請を受け、2 床からスタートし 3 床までの受け入れを協力医療機関と
して確保した。これにより行政からの受入れ、近隣施設や病院及び自院からのコロナ陽性患者の受入
れも可能とした。その他、透析患者を含め、確保病床以外でも陽性があれば受け入れ体制が取れるよ
う整備を行った。
(三島総合病院)
・大阪府からの要請により、5類に移行してからは、13 階西にコロナ専用病床を 3 床(~20 床)設置
し受け入れを継続。コロナ専用病床が満床となった際も一般病棟にて隔離加療を行うなど、患者の受
入れに対しを積極的に対応した。
(大阪病院)
○新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種
地域の住民や医療従事者等へのワクチン接種について積極的に協力しており、令和5年度末時点
において、延べ約 75 万回以上のワクチン接種を実施した。
また、厚生労働省研究班が実施するワクチン接種後の健康状況調査(※)に令和2年度より参加
しており、令和5年度においても、例えばオミクロン株対応2価ワクチンを追加接種した方を対象
とした健康状況調査に協力するなど、ワクチン接種に係る健康状況等調査に協力した。
※地域医療機構や独立行政法人国立病院機構等の医療従事者等を対象に、接種後の副反応(発熱等
の情報を収集・分析等を行う国の調査。
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自己評価
評定