よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


05 令和7年度概算要求主要事項(初等中等教育局) (18 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2.GIGA スクール構想の着実な推進と学校 DX の加速
令和 7 年度要求・要望額
(前年度予算額

12,346 百万円
2,927 百万円)

1.要

国策として推進する GIGA スクール構想の着実な推進に向け、通信ネットワ
ークの改善、共同調達スキーム下での着実な端末更新、学校における働き方改
革にも資する次世代校務 DX 環境の整備、アドバイザー派遣や好事例の横展開等
による伴走支援を強化する。
また、小中学校等における英語等のデジタル教科書の導入や生成 AI、先端技
術や教育データの効果的な利活用を推進するための実証等を行い、学校 DX の
加速化を図る。
2.内

(1)GIGA スクール構想支援体制整備事業等
8,838 百万円(新規)
学校の通信ネットワークに関し、1人1台端末の日常的な利活用や、デジタ
ル教科書、CBT の導入が進むなかで、同時・多数・高頻度での端末活用を想定
した「当面の推奨帯域」を満たしていない学校が約8割となっている。この状
況を踏まえ、ネットワークアセスメントの徹底やその結果を受けた通信ネット
ワークの着実な改善を図る。
また、学校における働き方改革や学習系・校務系データの連携、大規模災害
等発生時のレジリエンス確保を実現するため、クラウド環境・アクセス制御型
のセキュリティ対策を前提とした次世代校務 DX 環境の整備や、教育データ利活
用の基盤となる情報セキュリティ対策、教職員の ICT リテラシーの向上、共同
調達スキーム下での着実な端末更新など、GIGA スクール構想第2期を強力に推
進するための基盤整備を行う。

(2)GIGA スクールにおける学びの充実
595 百万円(321 百万円)
GIGA スクール構想の下、1人1台端末の更新やネットワークの高速化は各自
治体において進められているが、その活用状況については自治体間で格差が生
じつつある。今後、全ての学校において ICT を日常的に活用し、ICT 環境を基
盤として、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を進めることや新た
な技術にも対応した情報モラルを含む情報活用能力を育成するため指導内容
の改善等を一体的に行う。
○GIGA スクール構想の加速化事業(伴走支援強化・好事例創出)
492 百万円(185 百万円)
自治体、学校の要望に応じ各種専門家をアドバイザーとして派遣するほ
か、指定校における1人1台端末及び高速ネットワーク(クラウド環境)を
基盤とした個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に資する好事例
を創出し、全国の学校に普及・展開する。

16