３．教育課程の充実、特定分野に特異な才能のある児童生
徒への支援の推進
令和 7 年度要求・要望額
(前年度予算額

2,982 百万円
2,468 百万円）

１．要
旨
学習指導要領を着実に実施し、一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性
を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人
々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、持続
可能な社会の創り手となることができるように、初等中等教育の教育課程の充
実を図る。

２．内
容
○次代を見据えた教育課程・指導方法等に関する先導的研究開発
69 百万円（65 百万円）
今後の教育課程の基準の改善等に資する実証的資料を得るため、現行の学習指
導要領等によらない教育課程の編成・実施を認める研究開発学校を指定し、新し
い教育課程、指導方法等についての研究開発等を行う。

○小・中・高等学校を通じた英語教育強化

550 百万円（302 百万円）

生徒や教師の英語力は着実に向上しているものの、「話すこと」「書くこと」
や、地域間格差、教師の英語力・指導力、英語を使う機会の少なさ等の課題が
ある。ＡＩの活用等により英語教育の抜本強化を図るため、ＡＩを英語の授業
等で活用するモデル構築や、ＡＩを活用できる英語教師の育成、自治体が行う
生徒の英語力向上に向けた取組の推進、教師へのオンライン研修等を実施する。

○理数教育の充実のための総合的な支援等
2,095 百万円(1,919 百万円)
観察・実験の充実を図るため、理科教育振興法に基づいた観察・実験に係る理
科設備整備の補助や、理科観察実験アシスタントの配置の支援を行う。また、理
数分野に興味・関心を持つ児童・生徒を育成するため、算数・数学科、理科にお
ける探究に関する指導法の開発・普及等を行う。

○特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進
77 百万円（77 百万円)
特定分野に特異な才能のある児童生徒が有する学習上・生活上の困難を解消す
るとともに、その個性や才能を伸ばす指導・支援を行うため、学校と連携した学
習・支援プログラムの提供及び評価の在り方に関する実証研究等を行う。

23