よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


05 令和7年度概算要求主要事項(初等中等教育局) (54 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

7.誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校、いじ
め対策等の推進
令和 7 年度要求・要望額
11,076 百万円
(前年度予算額
8,851 百万円)
〔参 考 : 復 興 特 別 会 計
1,472 百万円〕

1.要

近年、不登校児童生徒数、いじめの重大事態の発生件数、児童生徒の自殺者
数等が増加傾向であるとともに、学校内外の専門機関等で相談・指導等を受け
ていない小・中学生が約 11 万 4 千人に上るなど、様々な困難を抱える児童生
徒等に対する支援が喫緊の課題となっている。
そのため、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLO
プラン)」(令和5年3月)や「経済財政運営と改革の基本方針 2024」(令和
6年6月閣議決定)等に基づき、こども家庭庁等の関係機関とも連携を図りな
がら、誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校・いじめ対策等を推進
する。
2.内



◆ いじめ対策・不登校支援等総合推進事業
10,919 百万円(8,766 百万円)
(1)専門家を活用した教育相談体制の整備・関係機関との連携強化等
10,624 百万円(8,680 百万円)
① 不登校児童生徒に対する支援推進事業〔補助率1/3〕
学びの多様化学校の設置促進や教育支援センターの機能強化など、不登校
児童生徒の多様な学びを支援。
〈学びの多様化学校関係〉
・学びの多様化学校の設置準備に加え、設置後の運営支援
(27 自治体→32 自治体) 〔都道府県・政令指定都市・市区町村2/3〕
〈教育支援センター関係〉
・アウトリーチ支援体制の強化(350 箇所)
〔都道府県・政令指定都市・市区町村2/3〕
・保護者支援体制の強化(350 箇所)
〔都道府県・政令指定都市・市区町村2/3〕
・不登校児童生徒支援協議会の設置(67 都道府県・政令指定都市)
〔都道府県・政令指定都市2/3〕
② 不登校児童生徒等の学び継続事業〔補助率1/3〕【新規】
不登校から学校復帰する段階にある児童生徒や、不登校の兆候がみられる
児童生徒が、学校内において、自分に合ったペースで学習・生活できる環境
として、校内教育支援センター(SSR)の設置促進及び機能強化を行う。

52