資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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原著論文
その他の論文
学会発表
特許等
その他
(件)
(件)
(件)
(件)
(件)
和文
49
英文等
165
和文
25
英文等
7
国内
191
国際
14
出願
0
取得
0
施策に
普及・
反映
啓発
8
19
5.研究成果の評価
必要性
本研究事業においては、行政的・社会的な研究のうち、緩和ケア・
の観点
地域完結型医療といった「充実したサバイバーシップを実現する社会
から
の構築をめざした研究」、がん登録・がん教育といった「がん対策の
効果的な推進と評価に関する研究」等、がん対策を推進する上で必要
性・重要性の高い研究を推進し、着実な成果を上げている。今後も
「 が ん 研 究 10 か 年 戦 略 」 を 踏 ま え て 、 総 合 的 か つ 計 画 的 に 研 究 を 展 開
し、がん対策推進基本計画の着実な推進に資するよう事業を行ってい
くことが重要である。
効率性
妥当な研究計画・実施体制・目標管理のもと、効率良く研究が進め
の観点
られており、4(1)に記載したような成果が得られている。がん対
から
策の効率的な推進に資する有用な研究成果の継続的な創出には、医療
行政への新たな提言に資する研究への適切な予算の充当が重要であ
る。
有効性
「充実したサバイバーシップを実現する社会の構築」と、「がん対
の観点
策の効果的な推進・普及」のための研究を推進し、上記4(1)に記
から
載したようなきわめて有用な知見等が得られた。これらの研究成果を
検討会で報告する等、がん対策の推進に寄与した。
6.改善すべき点及び今後の課題
がんは国民の疾病による最大の死亡原因となっており、がん対策基本法及び
がん対策推進基本計画に基づいて、総合的ながん対策が進められてきたところ
で あ る 。 新 た な 課 題 と し て 、 希 少 が ん 、 難 治 性 が ん 、 小 児 が ん 、 AYA 世 代 の が ん
への対策、ゲノム医療等の新たな治療法等の推進、就労を含めた社会的な問題
への対応が必要であること等が明らかとなってきた。今後、上記に掲げた諸課
題の解決に向けて、「充実したサバイバーシップを実現する社会の構築をめざ
した研究」、「がん対策の効果的な推進と評価に関する研究」等、一層の研究
開発が必要とされる分野について重点的に推進すべきである。特に、第3期が
ん対策推進基本計画に示された「患者の声を取り入れた研究」を実施すること
で「がん医療の充実」に貢献する。
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