資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (69 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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究 」( 令 和 3 ~ 4 年 度 ) で は 、 地 域 特 性 に 応 じ た 発 達 障 害 児 の 地 域 支 援 の 標 準
的な流れ(発達障害児ケアパス)の作成に向け、発達障害のある子どもと家族
を 支 援 す る た め の 地 域 支 援 体 制 づ く り の た め の Q-SACCS( 発 達 障 害 の 地 域 支 援
システムの簡易構造評価)「地域診断」マニュアルを作成した。
○ 「地 域 精 神 保 健 医 療 福 祉 体 制 の 機 能 強 化 を 推 進 す る 政 策 研 究 」( 令 和 元 ~ 3 年
度)では、地域精神保健医療福祉制度の充実を図るにあたり、精神障害者が地
域で安心して自分らしく生活できるようにするため、精神障害にも対応した地
域包括ケアシステム構築の好事例について自治体や医療機関へのヒアリングを
実施し、好事例分析に基づき、地域包括ケアシステム構築のための手引きの改
訂作業を行った。
②
目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例
○ 「重 症 心 身 障 害 者 の 住 ま い の 場 の 実 態 把 握 と 課 題 解 決 の た め の 研 究 」( 令 和 3 ~
4年度)において、成人期以降の重症心身障害児者の住まいの場が、主に自宅
か入所施設しか選択できない現状を把握し、課題の抽出を行うこととしていた
が、地域における実態把握については不十分な成果であった。これは、実施予
定であった訪問調査(プレ調査)が、新型コロナウイルス感染症の影響により
オンラインによる聞き取り調査に変更せざるを得なかったことで十分に行え
ず、重症心身障害児者の希望する暮らしを成立させていくための必要な要素の
整理と、本調査項目の検討に時間を要したためであった。
(2)論文数などの業績(令和3年度終了課題について)
原著論文
その他の論文
学会発表
特許等
その他
(件)
(件)
(件)
(件)
(件)
和文
119
英文等
88
和文
131
英文等
0
国内
227
国際
15
出願
0
取得
1
施策に
普及・
反映
啓発
1
45
5.研究成果の評価
必要性
身体・知的・感覚器等障害分野では、「小児人工内耳前後の療育ガ
の観点
イドライン」、「人工内耳装用の好事例集」及び「難聴児の保護者向
から
けリーフレット」等を作成し、適切な情報提供に資することで、地域
における人工内耳装用児の療育体制の構築につながった点、デジタル
補聴援助システムにおいて補装具費支給制度告示につながる市場調査
を実施し、実態に即した支給を可能にした点、その結果、学校や会議
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