資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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を開催し、一度に多角的な視点から評価を行うことにより、効率的に
事業を進めている。また、女性の健康課題解決や健康支援を、小児期
から老年期までの女性のライフコース全体を通じて検討しているた
め、一部の時期に限定した研究を個別に実施するよりも、効率的にか
つ切れ目なく成果を上げることができている。さらに行政施策に直結
する研究課題を設定して、研究成果を効率的に施策に反映させる仕組
みが構築されている。
有効性
研究成果を活用して、社会的に求められている女性の健康に係る情
の観点
報収集及び情報提供体制の整備、女性の健康支援のための診療体制及
から
びライフステージに応じた健康評価・フォローアップ体制の整備、女
性の健康支援に向けた人材育成や教育資材作成など、ライフステージ
に応じた女性特有の健康課題を解決するための有効な施策が展開され
ている。
6.改善すべき点及び今後の課題
女性の健康支援のためには、医療・保健・福祉・教育・労働といった様々
な分野を含めた包括的な支援が必要である。背景となる女性の雇用・経済的
状況、地域社会・生活環境といった社会的決定要因が生活習慣、健康状態に
及ぼす影響を明らかにした上で、新型コロナウイルス感染症流行に伴う影響
も併せて明らかにし、その効果的な介入方法・支援方法を開発する必要があ
る。
<参考>
令和3年度に実施した研究の成果又は政策への活用の例
「保健・医療・教育機関・産業等における女性の健康支援のための研究」
( 平 成 30~ 令 和 2 年 度 )
職 場 、都 道 府 県 、市 町 村 に お け
る「女性の健康支援事例集」
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