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資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (66 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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該当なし
(2)論文数などの業績(令和3年度終了課題について)
原著論文

その他の論文

学会発表

特許等

その他

(件)

(件)

(件)

(件)

(件)

和文

15

英文等

91

和文

147

英文等

9

国内

164

国際

7

出願

0

取得

0

施策に

普及・

反映

啓発

0

11

5.研究成果の評価
必要性

本 研 究 事 業 は 、認 知 症 施 策 推 進 大 綱 に 関 す る 施 策 の 推 進 に 向 け て 、 認

の観点

知 症 施策 を 推 進 す る 上 で 政 策 上 の 課 題 を 解 決 し 、適 時・適 切 な 医 療・介

から

護等の提供に つながる 手法の開発・検証・ガ イドライン作 成に資す る た
めに、認知症者や介護者の実態調査をはじめ、認知症の予防法、診断・
治 療 法 、介 護 モ デ ル 等 の 開 発 な ど を 行 っ て い る た め 、そ の 必 要 性 は 高 い 。

効率性

本研究事業は、政策に反映できる質の高いエビデンスを創出するた

の観点

め、事前評価委員によって計画・目標・実施体制などの妥当性や効率

から

性を踏まえた上で審査、採択されている。研究開始後も研究班会議の
担当官の参加や研究代表者との連絡や、毎年の中間・事後評価委員会
での評価を行うことで効率的な進捗管理を行っている。
さらに、各研究課題においてシステマティックレビューを実施する
等の手法によって既存の蓄積されたエビデンスを研究計画に反映し、
より効率的に研究が推進できるように配慮している。

有効性

軽度認知障害の者への支援のあり方や認知症の合併症・併発症に注

の観点

目した三次予防(重症化予防)に資する取り組みの検討や、認知症に

から

対する神経心理検査の実態調査など、施策の推進に向けた調査研究や
検討を行い、一定の有効な成果をあげている。

6.改善すべき点及び今後の課題
本 研 究 事 業 に お い て は 具 体 的 な 社 会 課 題 を 念 頭 に 置 き つ つ 、科 学 的 に 質 の 高 い
調査や検証を推進している。
「独居認知症高齢者等が安全・安心な暮らしを送れる環境づくりのための研
究」
( 令 和 元 ~ 3 年 度 )で は 、独 居 認 知 症 高 齢 者 等 の 実 態 調 査 を 行 い 、独 居 や 、認
知症者が認知症者を介護するような状況において起こりやすい問題の実態を把
握し課題を可視化した。これは、今後急増が予想される独居認知症高齢者の顕在
化 し つ つ あ る 社 会 課 題 へ の 具 体 的 な 対 応 を 示 し た 重 要 な 成 果 で あ る が 、今 後 は 暮
らしを安定化・永続化するための方策を研究する必要がある。
また、認知症研究開発事業等で、現役世代で若年性認知症を発症した場合、就

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