資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (39 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
な展開に向けた研究」(令和3年度終了)においては、循環器病患者への相談支
援、施設内および施設間の連携体制の現状と課題を明らかにし、それを踏まえて
令和4年度より「基本計画を実行するための脳卒中・心臓病等総合支援センター
のモデル事業」が開始された。
②
目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例
該当事例無し。
(2)論文数などの業績(令和3年度終了課題について)
原著論文
その他の論文
学会発表
特許等
その他
(件)
(件)
(件)
(件)
(件)
和文
53
英文等
426
和文
86
英文等
46
国内
422
国際
52
出願
3
取得
0
施策に
普及・
反映
啓発
6
111
5.研究成果の評価
必要性
高齢化の進展、疾病構造の変化により、生活習慣病及びその合併症
の観点
の増加が見込まれ、それらの疾病への対策の社会的需要は高まってい
から
る。健康寿命の延伸に基づく医療費・介護給付費の抑制により社会保
障制度を持続可能なものとするためには、本研究事業の成果として得
られる科学的根拠に基づき、保健・医療の質の向上を目指すことが求
められている。そのため生活習慣病等に関する重要な科学的根拠を得
る方法として、本研究事業の持つ意義や必要性は高い。特に、我が国
の 主 要 な 死 亡 原 因 で あ る 循 環 器 病 に つ い て は 、 令 和 元 年 12 月 に 施 行 さ
れた「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器
病に係る対策に関する基本法」に基づいて対策を推進するために必要
な知見が得られている。
効率性
本 研 究 事 業 は 、 国 民 健 康 づ く り 運 動 プ ラ ン で あ る 「 健 康 日 本 21( 第
の観点
二次)」の方向性にしたがって、研究成果を効率的に施策に反映でき
から
る仕組みを構築している。生活習慣の改善による疾病及び合併症の減
少、循環器病等の重症化・死亡リスクの低下や、医療費の削減効果等
は、一貫したデータ収集体制のもとでの継続的な追跡調査によって効
率的に検証されている。研究事業の評価においては、循環器病、糖尿
病、健診・保健指導、公衆衛生学、栄養、看護、救急、歯科など多岐
にわたる専門の委員を含めた評価委員会を開催し、専門的な評価を取
り入れることにより効率的な研究事業の推進を図っている。
39