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資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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1.研究事業の基本情報
分野名
研究事業名

「疾病・障害対策研究分野」

障害者政策総合研究事業

主管部局(課室)

社会・援護局障害保健福祉部企画課

関係部局

社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室、障害
福祉課、精神・障害保健課

2.研究事業の予算、課題採択の状況
予算額(単位:千円)

申請件数(件)

採択件数(件)

平 成 31/令 和 元 年 度

539,523

42

38

令和2年度

630,327

64

50

令和3年度

613,503

64

56

3.研究事業の目的
わ が 国 の 障 害 者 数 は 人 口 の 約 7.6% に 相 当 す る と さ れ て お り 、 障 害 者 数 全 体 は
増加傾向にある。また、在宅・通所の障害者が増加し、障害者の高齢化も進ん
で い る 。 そ の 現 状 に 鑑 み 、 平 成 25 年 に 施 行 さ れ た 障 害 者 総 合 支 援 法 の 理 念 を 踏
まえ、障害者がその障害種別を問わず、地域社会で共生できることを目的とし
て実施されている多様な障害福祉施策について、エビデンスを踏まえた立案や
実施ができるよう研究事業を実施する。

4.研究成果及び政策等への活用状況
(1)概要


目的とする成果が十分に得られた事例

○ 「聴 覚 障 害 児 に 対 す る 人 工 内 耳 植 込 術 施 行 前 後 の 効 果 的 な 療 育 手 法 の 開 発 等 に
資 す る 研 究 」( 令 和 元 ~ 3 年 度 ) で は 、 令 和 4 年 2 月 に 、 各 都 道 府 県 で 地 域 の
実情に応じて難聴児の早期発見・早期療育を総合的に推進するための計画の作
成指針として公表した「難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針」
を都道府県に周知するにあたり、当該研究の成果である「小児人工内耳前後の
療育ガイドライン」も併せて周知し、地域における人工内耳装用児の療育体制
の構築も含め、障害福祉計画等を策定するよう促した。
○ 「技 術 革 新 を 視 野 に 入 れ た 補 装 具 の 構 造 ・ 機 能 要 件 策 定 の た め の 研 究 」( 令 和 3
~4年度)では、令和4年度の補装具費支給制度の告示改正において、デジタ
ル式補聴器を収載することで、特例補装具に頼らないデジタル補聴援助システ
ムの支給を可能とした。

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