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資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例

「 わ が 国 に お け る ICD-11 コ ー デ ィ ン グ 導 入 に 関 す る 問 題 点 の 抽 出 と 解 決 お よ び
先 進 国 に お け る 疾 病 統 計 に 係 る 情 報 分 析 」( 令 和 元 ~ 3 年 度 ) は 、 ICD-10 か ら 11
への移行における問題点の抽出と解決を目的としているが、抽出された問題点を
ど の よ う に し て 有 効 活 用 す る の か 見 通 せ て い な い 。 こ れ は 、 WHO か ら 示 さ れ る 予
定 の ICD-11 に 関 す る 情 報 公 開 が 遅 れ て い る た め 、 具 体 的 な 分 析 に 入 れ な か っ た
ことが主な要因である。
(2)論文数などの業績(令和3年度終了課題について)
原著論文

その他の論文

学会発表

特許等

その他

(件)

(件)

(件)

(件)

(件)

和文

4

英文等

0

和文

5

英文等

1

国内

国際

2

1

出願

0

取得

0

施策に

普及・

反映

啓発

0

1

5.研究成果の評価
必要性

社会保障に関連する状況が刻々と変化し複雑性が高まる一方、緊急

の観点

に持続可能な社会保障制度構築するために統合的に政策立案すること

から

が喫緊の課題であり続けている。その中で、近年エビデンスに基づい
た政策立案の必要性は高まっており、根拠を示す統計データの利活用
は不可欠である。本研究事業は我が国が直面する課題に関して、現状
の統計データを活用したエビデンスを示すとともに、政策評価にも資
するよりよいエビデンスを創出するために必要な事業である。
ま た 、 WHO が 作 成 す る 国 際 統 計 分 類 の 改 善 へ の 協 力 と い う 国 際 貢 献 が
できたこと、これらの分類の我が国への適用により国際比較可能で説
得力のある統計を用いた課題解決に資する研究を行っていること、な
ど必要不可欠な研究が実施された。

効率性

研究計画等の妥当性を省内外の動向を踏まえて評価し、必要かつ緊

の観点

急性、重大性の高い研究を優先的に採択することで、効率的に研究事

から

業を推進した。また、時間的経費的コストの低い作業仮説と普遍性の
ある結果が得られる可能性の高い研究課題を採択することで効率性を
担 保 し た 。 さ ら に 、 定 期 的 に 実 施 さ れ る 統 計 調 査 を 見 据 え た 計 画 、 WHO
の動向に合わせた計画・実施体制を持つ研究課題を採択することで、
目標・成果を適切に管理した。

有効性

妥当性の高い統計データの作成に関する知見および国際比較可能性

の観点

の向上に直結する有効な知見が得られ、種々の政策、特に保健医療政

から

策の検証・立案に関して貢献した。また、研究結果から得られた我が

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