資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (76 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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分野名
研究事業名
「疾病・障害等対策研究分野」
エイズ対策政策研究事業
主管部局(課室)
健康局結核感染症課エイズ対策推進室
関係部局
医政局研究開発振興課
2.研究事業の予算、課題採択の状況
予算額(単位:千円)
申請件数(件)
採択件数(件)
平 成 31/令 和 元 年 度
710,424
27
27
令和2年度
751,000
28
25
令和3年度
777,828
29
28
3.研究事業の目的
本 研 究 事 業 は エ イ ズ に 関 す る 研 究 を 総 合 的 に 実 施 す る こ と で 、 新 規 HIV 感 染
者数を減少させ、検査を受けないままエイズを発症して報告される者の割合を
減 少 さ せ る と と も に 、 診 断 さ れ た HIV 感 染 者 ・ エ イ ズ 患 者 に 対 し て 適 切 な 医 療
を 提 供 で き る 体 制 を 整 え る こ と 、 さ ら に HIV 訴 訟 の 和 解 を 踏 ま え た 恒 久 対 策 の
一環として必要な研究成果を得ることを目的とする。
4.研究成果及び政策等への活用状況
(1)概要
①
目的とする成果が十分に得られた事例
○ 「 HIV 感 染 症 の 医 療 体 制 の 整 備 に 関 す る 研 究 」 ( 令 和 2 ~ 4 年 度 ) で は 、 全 国
のエイズ拠点病院をはじめとし、エイズ診療を行う医療機関へ調査票を発送して
診療体制及びエイズ治療の現状に関するデータ提供依頼をし、回答の集計を実施
し た 。 平 成 28 年 か ら 継 続 し て 行 っ て い る こ の 調 査 の 令 和 3 年 度 の 調 査 票 の 回 答
回 収 率 は 100% で あ り 、 有 意 な 疫 学 情 報 収 集 体 制 が 構 築 さ れ た 。 こ の 調 査 票 の 結
果を基に「拠点病院診療案内」の改訂を行った。
○ 「 HIV 感 染 症 お よ び 血 友 病 に お け る チ ー ム 医 療 の 構 築 と 医 療 水 準 の 向 上 を 目 指
し た 研 究 」 ( 令 和 3 ~ 5 年 度 ) で は 、 国 内 外 の 学 会 や 論 文 な ど か ら 最 新 の 抗 HIV
治 療 の 情 報 を 収 集 し 、「 抗 HIV 治 療 ガ イ ド ラ イ ン 」 の 改 訂 を 行 っ た 。 令 和 3 年 度
の 主 な 改 訂 点 は 、 初 回 治 療 と し て 選 択 す べ き 抗 HIV 薬 の 組 み 合 わ せ に つ い て で あ
る 。 わ が 国 で は 公 的 な 抗 HIV 治 療 ガ イ ド ラ イ ン は 本 ガ イ ド ラ イ ン の み で あ り 、 研
究 班 の HP で 公 開 さ れ 自 由 に ダ ウ ン ロ ー ド 可 能 で あ る た め 、 信 頼 性 の 高 い 情 報 リ
ソースとして社会的意義が大きい。
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