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資料2-2 厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和3年度) (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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有効性

本研究事業の成果は、日本人の生活習慣病対策や健康づくりに対す

の観点

る施策が依拠するエビデンスとして、施策の検討・実施のみならず治

から

療・予防のガイドライン策定にも活用されている。これらの成果は、
生活習慣病予防のための正しい知識の普及や医療の質の向上に還元さ
れている。また、研究成果の出版物の普及によって、様々な医療の現
場にも貢献できていることから、その有効性は高い。
また、循環器病については、循環器病対策推進基本計画が令和2年
10 月 に 閣 議 決 定 さ れ 、 現 在 は 本 計 画 に 則 り 研 究 を 行 っ て お り 、 健 康 寿
命の延伸や循環器病の年齢調整死亡率の減少に資する成果が期待され
る。

6.改善すべき点及び今後の課題
引き続き、次期国民健康づくり運動プラン策定に向けて、科学的根拠を創出
していくことが必要である。
たとえば、休養・睡眠対策の検討に向けた資料の作成や、適切な睡眠・休養
取得のための行動変容促進ツールの作成、次期睡眠指針の改定に向けたエビデ
ンスの創出が求められている。
また、循環器病対策推進基本計画に基づく各都道府県の計画内容を把握し、
各自治体において重要性が高く、抽出可能な施策及び指標を同定し、全国で統
一的に使用可能な、適切な目標・指標を早急にまとめる必要がある。

<参考>

令和3年度に実施した研究の成果又は政策への活用の例

「循環器病に関する適切な情報提供・相談支援のための方策と体制の効果的
な展開に向けた研究」(令和2年度~令和3年度)に基づき開始となった
「基本計画を実行するための脳卒中・心臓病等総合支援センターのモデル事
業」

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