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【別添】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き別冊罹患後症状のマネジメント(第3.0版) (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00402.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き別冊罹患後症状のマネジメント(第3.0版)(10/20)《厚生労働省》 |
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●新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き
図 11-2
別冊
罹患後症状のマネジメント・第 3.0 版 ● 11 罹患後症状に対するリハビリテーション
リハビリテーション の指導内容例
歩行,ジョギング
修正Borgスケール3
%予備心拍30〜40%,1日20分程度から
(能力に合わせて適宜増減する)
%予備心拍:
呼吸練習
腹式呼吸の指導
呼気で軽く腹部を押し,
吸気で腹部が押し返すよ
う意識する
運動時心拍-安静時心拍
(220-年齢) -安静時心拍
推定最大心拍
上半身のストレッチ
呼吸を止めずに,ゆっくり時間をかけて実施する
肩の挙上
肩を挙上し,おろす
体幹の回旋
体幹の側屈
呼気に合わせて
体幹を回旋する
呼気に合わせて体幹の
側面を伸展する
下肢筋力練習 *
8〜12回/セットを1日3セット
股関節屈曲
股関節を屈曲し,
大腿を高く挙上する
週2〜3回
ハーフスクワット
膝を屈曲,伸展する
(屈曲は可能な範囲で深く)
カーフレイズ
踵を上げ,おろす
注意事項:運動時の呼吸苦,
呼吸回数増加(30 回 / 分以上)や SpO2 の低下がみられるような負荷は避ける.また,
疲労感・倦怠感がみられる場合には,強い負荷となる運動は避け,実施後の慎重なモニタリングにより症状の増
悪の有無を確認する.症状の増悪がみられる場合には運動プログラムの実施は避ける.立位で行う下肢筋力練習は,
安全に配慮して壁や机など支えになるものがある場所で実施する.
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図 11-2
別冊
罹患後症状のマネジメント・第 3.0 版 ● 11 罹患後症状に対するリハビリテーション
リハビリテーション の指導内容例
歩行,ジョギング
修正Borgスケール3
%予備心拍30〜40%,1日20分程度から
(能力に合わせて適宜増減する)
%予備心拍:
呼吸練習
腹式呼吸の指導
呼気で軽く腹部を押し,
吸気で腹部が押し返すよ
う意識する
運動時心拍-安静時心拍
(220-年齢) -安静時心拍
推定最大心拍
上半身のストレッチ
呼吸を止めずに,ゆっくり時間をかけて実施する
肩の挙上
肩を挙上し,おろす
体幹の回旋
体幹の側屈
呼気に合わせて
体幹を回旋する
呼気に合わせて体幹の
側面を伸展する
下肢筋力練習 *
8〜12回/セットを1日3セット
股関節屈曲
股関節を屈曲し,
大腿を高く挙上する
週2〜3回
ハーフスクワット
膝を屈曲,伸展する
(屈曲は可能な範囲で深く)
カーフレイズ
踵を上げ,おろす
注意事項:運動時の呼吸苦,
呼吸回数増加(30 回 / 分以上)や SpO2 の低下がみられるような負荷は避ける.また,
疲労感・倦怠感がみられる場合には,強い負荷となる運動は避け,実施後の慎重なモニタリングにより症状の増
悪の有無を確認する.症状の増悪がみられる場合には運動プログラムの実施は避ける.立位で行う下肢筋力練習は,
安全に配慮して壁や机など支えになるものがある場所で実施する.
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