疑義解釈資料の送付について(その1) (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001237675.pdf |
出典情報 | 疑義解釈資料の送付について(その1)(3/28付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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おいてオンラインでデータを保存するとともに、オフラインのバックアッ
プを取っている場合について、どのように考えればよいか。
(答)クラウドサービスを利用したバックアップの考え方については、以下の
考え方に基づき、対応すること。
① クラウドサービスから、専用アプリを用い抽出したデータを、RD
Xなど別の媒体で保管している場合には要件を満たしているとされる
が、この場合においても世代管理も十分に行うことに留意されたい。
② クラウドサービスから外部の記録媒体(NAS等)に自動でデータ
が転送される場合であって、常時(データ転送の際を除く。)ネットワ
ークから切り離した状態でのバックアップを行っている場合には要件
を満たしているとされる。
③ クラウドサービスから、当該クラウドサービス内の他の論理的に切
り離されている領域にバックアップ(いわゆるオフサイトバックアッ
プ)を取っている場合であって、災害時等に速やかにデータ復旧が可
能な状態にある場合には、要件を満たしているとされる。
なお、ネットワークから切り離したオフラインで保管していることにつ
いては、医療情報システム・サービス事業者との契約書等に記載されてい
るかについても十分に確認されたい。
問 50 問 47 において、例えば、電子カルテなどのオンラインのサーバからイン
ターネットを介して別の媒体であるRDX、NAS等にバックアップを取
った場合は要件を満たしているといえるか。
(答)単にバックアップを取るだけではなく、当該媒体が常時ネットワークか
ら切り離された状態(データ転送の際を除く。)であって、データ転送に
てバックアップが取得された後に、ネットワークと完全に切り離された状
態であることを十分に確認し、バックアップデータを適切に保存した場合
に限り要件を満たす。
したがって、媒体がネットワークから切り離されたオフラインでのバッ
クアップがされていない場合やネットワークと完全に切り離されている状
態であることが確認することができない状態である場合は要件を満たさな
い。
なお、常時ネットワークから切り離したオフラインで保管が可能な状態
であるかについては、医療情報システム・サービス事業者との契約書等に
記載されているかについても十分に確認されたい。
問 51
診療録管理体制加算の施設基準において、
「例えば、日次でバックアップ
を行う場合、数世代(少なくとも3世代)確保する等の対策を行うこと。」
医-14