参考資料4 がん検診事業のあり方について(案)令和4年12月 (141 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30625.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第37回 1/30)《厚生労働省》 |
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る必要があります。
検診時生検受診者で再検査未受診や未把握の場合は「胃がんの疑いがある者又は未確定」とし
て計上してください(Q63 の図、i に該当)。 ただし、「胃がん以外の悪性疑い」(食道がん
や咽頭がん疑いなど)で再検査の指示が出ていることが明らかな場合は「胃がん以外の疾患で
あった者」になります(Q63 の図、jに該当)。
検診時生検受診者で再検査を受診していれば、再検査結果で「異常を認めず」「胃がんであった
者」「胃がん以外の疾患であった者」に振り分けて計上してください。
Q63
胃内視鏡検診において検診時に生検を実施されていない方が、ダブルチェックで「胃がん疑い」
で要再検査となりました。再検査を受診しましたが生検は実施されず、胃ポリープや胃潰瘍瘢痕
などの診断で再検査結果が報告されてきました。要再検査でも生検未実施だった場合にはどの
ように計上すれば良いのでしょうか。
A63
ダブルチェックの要再検査は「悪性を疑う」新たな所見があった場合に出される指示ですが、再
検査時の内視鏡検査で指摘部位に悪性を疑う病変が見つからなかった場合には生検はしません。
再検査においても無用な生検を避けることは当然のことです。
再検査で生検をしていないから未確定と言うことではなく、ダブルチェックが偽陽性だったと
いうことになります。この場合は、再検査の内視鏡診断に応じて「異常を認めず」や「胃がん以
外の疾患」に振り分けて計上してください。
また、もし再検査時に生検が実施された場合、生検結果で胃がんと確定されれば「胃がんであっ
た者」となりますが、生検結果が胃がん以外であれば「胃がん以外の疾患」になります。ただし、
生検結果が不明(未把握も含む)もしくは「胃がん疑い」で経過観察中の場合は「胃がんの疑い
がある者又は未確定」となります。
なお、検診時生検未受診者で要再検査となった者が、再検査未受診や再検査未把握の場合は、そ
れぞれの数を計上してください。
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