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参考資料4 がん検診事業のあり方について(案)令和4年12月 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30625.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第37回 1/30)《厚生労働省》
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図1 がん検診の主な手順

表7 精度管理の欠如で想定される不利益の例
精度管理の欠如
対象者名簿がない
(年齢・受診間隔・前回の検診
結果等を管理していない)
検診対象に有症状者が
混在する
(受診前の説明や問診に不備)

想定される不利益
・今年受けるべき者が検診を受診しない
(がんの死亡リスクが減少しない)
・今年受ける必要の無い者が受診する
(偽陽性判定、精密検査受診による心身のダメージ、医療資源の浪費)
・有症状者の治療の遅れ
・医療資源、検診予算の浪費

要精検判定を受けた者が精密

・検診によりがんが発見できない

検査を受診しない

・要精検判定の妥当性、発見率等の評価が正しく実施できない

委託先検診機関の体制等を把

・検診の質低下

握・確認していない

・偽陽性、偽陰性、検査による偶発症のリスク上昇

② 精度管理の手法 【詳細は第3章参照】
がん検診における精度管理の考え方は、工場等で製品の質を高めるために用いられる品質管
理と同様である。精度管理の本質は、「目標と標準の設定」、「質と達成度のモニタリング」、「指標

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