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参考資料4 がん検診事業のあり方について(案)令和4年12月 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30625.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第37回 1/30)《厚生労働省》
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表12 プロセス指標の意味と活用方法
値が適正でない場合の検討事項
プロセス指標

各指標の意味
【算出方法】

各指標値の評価

プロセス

予想される原因

指標値
検診において、精密検
査の対象者が適切に
要精検率

絞られているか

【要精検者数/
受診者数×100】

①有症状者が検診を受けていないか(有症状者は診療を受けるよう
対象集団に応じて
適切な範囲があり、

①受診者が有病率の高い集団に偏っている 指導する)、有病率の高い年齢層、有病率の高い初回受診者に
高値

極端な高値、あるい

検査を受診したか
精検受診率
【精検受診者数/
要精検者数×100】

偏っていないか
②偽陽性が多い

②各検診機関の要精検の判定基準は適切か

は低値の場合は更に
検討が必要

①受診者が有病率の低い集団に偏っている ①有病率の低い年齢層に偏っていないか(年齢層、受診歴等)
低値
②偽陰性が多い
高値

要精検者が実際に精密

検討内容

高いことが望ましい
(精検受診率が

― (100%に近いことが理想)
①精検受診の有無について未把握が多い

①精検受診の有無を確実に把握できる体制が出来ているか

②精検結果の未把握が多い(もし精検を

②精検結果を確実に把握できる体制が出来ているか(精検結果の

受診しても、その結果が把握できない場合 報告・回収ルート)

100%近くなけれ
ば、がん発見率を

②各検診機関の要精検の判定基準、検査手技、読影等は適切か

は「精検受診」にカウントされない)
低値
③精検の受診勧奨が適切でない

適切に評価できな

③受診者に予め「要精検の場合は必ず精検を受けること」を伝え、
かつ、全ての要精検者に精検の重要性を十分に伝えているか

い)
④精検の提供体制が不十分

④精検受診者の利便性

(キャパシティ、アクセス)
①精検の受診勧奨が適切でない
要精検者が実際に精密

②精検の提供体制が不十分
(キャパシティ、アクセス)

低いことが望ましい
【未受診者数/
要精検者数×100】

かつ、全ての要精検者に精検の重要性を十分に伝えているか

高値

検査を受診したか
精検未受診率

①受診者に予め「要精検の場合は必ず精検を受けること」を伝え、


低値

(0%に近いことが理想)

ただし精検未把握率が高い場合は、見かけ
上未受診率も低くなることに注意

20

②精検受診者の利便性