参考資料4 がん検診事業のあり方について(案)令和4年12月 (148 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30625.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第37回 1/30)《厚生労働省》 |
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・異常認めず
・子宮頸がんであった者(転移性を含まない)
・子宮頸がんであった者のうち、進行度が IA 期のがん
・AIS(上皮内腺癌)であった者
・CIN1(軽度異形成)であった者
・CIN2(中等度異形成)であった者
・CIN3(高度異形成および上皮内癌)であった者
・CIN3 又は CIN2 のいずれかで区別できない者(HSIL)
・子宮頸がんの疑いのある者又は未確定
・子宮頸がん、AIS 及び CIN 以外の疾患であった者(転移性の子宮頸がんも含む)
【補足】
子宮頸がんの組織診結果の区分は「子宮頸癌取り扱い規約」に基づいており、医師はこの規約の
分類に基づいて結果を報告します。従来の分類は 3 区分(CIN1、CIN2、CIN3)でしたが、2017
年 7 月に取扱い規約が変わり、2 区分(LSIL、HSIL)になりました(新取扱い規約でも併記す
ることが望ましいとされています)。ただし、新区分の LSIL、HSIL は細胞診(精検ではなく検
診の検査方法)の結果報告区分にも用いられており、組織診結果でこれを使うと混乱が生じま
す。また、わが国では、子宮頸がんの前がん病変(CIN1~CIN3)の治療を旧区分(CIN1、CIN2、
CIN3)で細かく実施していますので、新区分(LSIL、HSIL)で判定したとしても、旧区分(CIN1
~CIN3)の判定結果も併記する必要があります。
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