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参考資料4 がん検診事業のあり方について(案)令和4年12月 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30625.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第37回 1/30)《厚生労働省》
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検診方法
検査の
感度
検査の
特異度

確定している

確定していない

(政府等の公的組織が選択する)

(受診者や検診提供者が個々に選択する)

・感度が高い検査が選択されるとは限らない。

・一般的に感度の高い検査が選択される。

・検査やプログラムの感度について目標が

・検査やプログラムの感度はモニタリング

設定され、達成度がモニタリングされる
高いことが重視される
(偽陽性に伴う不必要な精密検査による

確定していない

(合理的なコストの範囲で、集団の利益を最大 (個人の利益が最大化されるように選択さ
れる。一般的に検診間隔は短くなる)

化するように選択される)
利用可能
な財源
検査技術
の評価

制限がある
(医療費全体の支出とのバランスが考慮され
る)
利益が不利益を上回ることの確認が必須
目標が設定され、その達成度がモニタリングさ

品質保証

れる
最高の質で検診が提供され、定期的に目標が
見直される

受診率の
目標

(検診対象者全員)

受診勧奨

ある

の戦略

(対象者全員が勧奨される)

受診機会
の公平性
検診の
利益
検診の
不利益

必ずしも有効性の実証は必要ない
質の目標は設定されない。
(もしくは目標があっても、その達成度はモ
ニタリングされない)

ニタリングされない)

われる

の対象者

がんリスク



れる。受診率が低い場合は組織的な改善が行 (もしくは目標があっても、その達成度はモ

確定している

対象者と

個人の財源や加入する保険によって異な

目標が設定され、その達成度がモニタリングさ 目標は設定されない。

受診勧奨

勧奨の

あまり重視されない

偶発症を避けるため)
確定している

検診間隔

されない

確定していない
(かかりつけ医がいる者など、医療従事者
と会う機会がある者のみ勧奨される)
一貫した戦略はない

検診により最も高い利益を受ける可能性のあ がんのリスクが低い者が勧奨され、高い者
る年齢層が勧奨される

が勧奨されない可能性がありうる
公平性が担保されることが望ましいが、医

公平性は担保される

療資源の状況によっては公平性を欠く場
合がある

対象集団の利益が最大化される

個人の利益が最大化される

対象集団の不利益が最小化される

不利益は必ずしも最小化されない

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