参考資料4 がん検診事業のあり方について(案)令和4年12月 (147 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30625.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第37回 1/30)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(上皮内腺癌)、SCC(扁平上皮癌)、Adenocarcinoma(腺癌)、Other malignancy(その他の悪性腫瘍)のいずれか。
これらの判定の場合に、その後コルポ診が行われないもの(精密検査として細胞診だけが行われるなど)は精密検査未受診となります。
Q77
精検機関から返却された組織診結果の欄に、HSIL(高度扁平上皮内病変)や LSIL(軽度扁平上
皮内病変)しか書かれておらず、CIN (cervical intraepithelial neoplasia:子宮頸部上皮内腫瘍)
の分類が併記されていません。地域保健・健康増進事業報告にはどのように計上したら良いです
か。
「LSIL」と書かれている場合は「CIN1(軽度異形成)であった者」に該当しますが、「HSIL」
としか書かれていない場合は、「CIN2(中等度異形成)であった者」と「CIN3(高度異形成お
よび上皮内癌)であった者」のどちらに計上したら良いか分かりません。
A77
組織診の判定結果に「HSIL」や「LSIL」しか書かれていない(CIN 区分の併記がない)場合は、
精検を実施した医療機関に対し、①それらが細胞診ではなく組織診の結果であること、②(その
後の組織診も含めて) CIN の分類を必ず確認してください。確認しても分らなかった場合のみ、
地域保健・健康増進事業報告(※)の「CIN3 又は CIN2 のいずれかで区別できない者(HSIL)」
に計上してください。CIN3 と CIN2 の区別がつかない人は基本的にゼロにするべきです。
151