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予算執行調査資料 総括調査票(令和5年6月公表分) (5 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2023/sy0506/0506d.html
出典情報 予算執行調査資料 総括調査票(令和5年6月公表分)(6/30)《財務省》
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調査対象
予 算 額

調査事案名 (2)人道救援物資備蓄経費
府省名

内閣府

組織

国際平和協力本部

調

会計

一般会計





令和4年度(補正後):421百万円 ほか
(参考 令和5年度:142百万円)



国際平和協力本部

調査主体

本省



国際平和協力業務庁費

取りまとめ財務局



①調査事案の概要
【事案の概要】
○ 人道救援物資備蓄経費は、国際連合等から国際連合平和維持活動等に係る物資協力要請を受けた際、迅速に供与できるよう、あらかじめ人道救援物資を調達・備蓄(物資の保管・管理)する
ための経費である。
令和4年4月に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からウクライナ被災民に対する物資協力要請を受け、毛布5,000枚、ビニールシート4,500枚、スリーピングマット8,500枚の物資協力を実施し
た。その結果、当該3物資の備蓄が底をついたため、新たな物資協力要請を受けた場合には備蓄物資を用いた物資協力が実施できない状況となっていた。【表】
○ 救援物資はそれぞれ2万人分に相当する数量を備蓄目標としており、一般競争入札により毎年度計画的に調達している。
一方、調達には相応の時間を要しているため、一時に相当量の物資協力要請が行われた場合に備えるためにも早期調達方法を事前に準備しておく必要がある。
○ また、国際平和協力本部事務局(PKO事務局)以外にも、非常用として同種の物資を備蓄している機関がある。
他の機関との間で物資を融通することが可能であれば、一時に相当量の物資協力要請が行われた場合にも速やかに対応することが可能となるため、物資融通の取組を進めていく必要がある。
【表】人道救援物資調達及び譲渡実績
備蓄目標数

平成31年度
年度末備蓄数

令和2年度
購入数

令和3年度

年度末備蓄数

購入数

令和4年度

年度末備蓄数

物資協力数

購入数

令和4年度末
年度末備蓄数

補填率

テント

2,000張

0張

+200張

200張

+250張

450張

0張

0張

450張

22.50%

ビニールシート

8,000枚

0枚

+2,000枚

2,000枚

+2,500枚

4,500枚

△4,500枚

+4,500枚

4,500枚

56.25%

スリーピングマット

20,000枚

0枚

+5,000枚

5,000枚

+3,500枚

8,500枚

△8,500枚

+8,500枚

8,500枚

42.50%

毛布

20,000枚

5,000枚

0枚

5,000枚

0枚

5,000枚

△5,000枚

+5,000枚

5,000枚

25.00%

給水容器

20,000個

0個 +10,000個

10,000個

0個

10,000個

0個

0個

10,000個

50.00%

【物資協力の流れ】

【現在の備蓄5品目】

②物資協力
の決定
①物資協力
の要請

紛争による
人道危機
被災民

国際連合等
④物資配布

テント

毛布

日本政府
(閣議決定)

③物資の輸送・引渡

給水容器

スリーピングマット

ビニールシート

3