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厚生労働省 行政事業レビュー(公開プロセス)令和6年6月 17 日 (166 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/jigyo_shiwake/dl/r06_zentai_day1.pdf
出典情報 厚生労働省 行政事業レビュー(公開プロセス)(6/17)《厚生労働省》
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<参考資料>厚生労働省就職氷河期世代活躍支援プラン
(令和元年5月29日「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部」)(抜粋)
Ⅰ.背景・趣旨


平成18年以降のフリーター・ニート等を対象とした再チャレンジ施策や、経済環境の変化等により、就職氷河期世代に概ね該当する現時点で35 歳~
44 歳の層の就業状況は、10 年前(当時 25 歳~ 34 歳)と比べ、フリーター等の数は約36万人の減少、無業者数は概ね横ばいとなっている。(他の世
代と同水準)
○ 一方、引き続き不安定な就労、無業の状態にある方も一定数おり、そのような方については、
・学卒時に不安定な就労、無業に移行したことや、就職できても本来の希望業種・企業以外での就職を余儀なくされたことによる早期離転職等により、概
して能力開発機会が少なく、企業に評価される職務経歴も積めていない。
・また、加齢(特に 35 歳以降)に伴い企業側の人事・採用慣行等により、安定した職業に転職する機会が制約されやすい。
・不安定な就労状態にあるため、収入が低く、将来にわたる生活基盤やセーフティネットが脆弱。
といった課題を抱えられていると考えられる。
○ 就職氷河期世代は、その就職期が、たまたまバブル崩壊後の厳しい経済状況にあったが故に、個々人の意思等によらず、未就職、不安定就労等を余儀な
くされ、引き続きその影響を受けている方々であり、政府としてその活躍に向けて支援していく必要がある。

Ⅱ.就職氷河期世代の活躍促進に向けた取組


上記のような現状認識を踏まえ、 政府として就職氷河期世代の方々の活躍の場を更に広げるための3年間の集中プログラムをこの夏までにとりまとめ
ることとしているが、厚生労働省としては、以下のような施策を実施することにより、 就職・正社員化の実現、多様な社会参加の実現につなげる。 主要
事項は次のとおり。

【安定就職に向けた支援プログラム(不安定な就労状態にある方などの活用を想定)】
(2)ハローワークに専門窓口を設置、担当者によるチーム支援を実施【新規】
不安定な就労状態にある方一人ひとりが置かれている複雑な課題・状況を踏まえ、専門担当者によるチームを結成し、求職者とともに個別の支援計画を
作成、同計画に基づき、キャリアコンサルティング、生活設計面の相談、必要な能力開発施策へのあっせん、求職者の適性・能力等を踏まえた求人開拓、
就職後の定着支援などを計画的かつ総合的に実施する。

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