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厚生労働省 行政事業レビュー(公開プロセス)令和6年6月 17 日 (197 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/jigyo_shiwake/dl/r06_zentai_day1.pdf
出典情報 厚生労働省 行政事業レビュー(公開プロセス)(6/17)《厚生労働省》
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少子化社会対策大綱(2020年5月29日閣議決定)
Ⅲ 基本的な考え方 ~新しい令和の時代にふさわしい少子化対策へ~

(4)結婚、妊娠・出産、子供・子育てに温かい社会をつくる
結婚、妊娠・出産、子育てというライフイベントが生じたときに、周囲から温かく受け入れられ、必要な支えを
得られることは、何よりも重要なことである。結婚、妊娠・出産、子育てを大切にするという意識が社会全体で深
く共有され、行動に表れることで、当事者の抱える不安や負担が軽減され、社会に支えられているという実感を得
られるようになる。また、これから結婚・子育てをしようとする若い世代が、結婚や子供を生み育てることに前向
きなイメージを持てるようになる。あわせて、子供を大切にし、心身ともに健やかな育ちを支えることは、一人一
人の子供の幸せはもとより、未来の担い手を育成することにもつながる。
そのため、行政、地域、企業、NPO、様々な世代に属する人、メディア、教育機関など、社会を構成する多様
な主体がそれぞれの役割を果たしながら連携し、社会全体で、不妊治療も含め妊娠・出産への理解を深めるための
情報発信を行うとともに、若い世代の結婚の希望や子育てを応援する機運を高めていく。結婚や子育てを通して人
生が豊かになったと感じる人が増えるとともに、子供や家族が大事にされる社会の実現に向けて、社会全体で行動
を起こしていくことが重要である。

Ⅳ ライフステージの各段階における施策の方向性

(3)妊娠・出産
妊娠・出産に関する希望がかない、誰もが安心して妊娠期間を過ごし、出産することができる環境を整備する。
(妊娠前からの支援)
妊娠・出産等に関する医学的・科学的な知識を提供することにより、子供を持つことを希望する方が適切に判断・
行動できるよう支援する。
調査研究等を通じて不妊治療に関する実態把握を行うとともに、男女問わず不妊に悩む方への支援に取り組む。

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