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第18回 くすりと製薬産業に関する生活者意識調査 (38 ページ)

公開元URL https://www.jpma.or.jp/news_room/issue/survey/lofurc000000uv9q-att/od4err0000000xo1.pdf
出典情報 第18回 くすりと製薬産業に関する生活者意識調査(2/25)《日本製薬工業協会》
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(4) 重回帰分析による製薬産業の信頼感形成要因分析 [ 問10、問11 ]

企業としての倫理性と社会的必要性が信頼感形成に強く影響
 製薬産業に対する「信頼感」がどのような要因に影響を受けているかをみるために、重回帰分析を行った。
33 の通りである。
用いた項目は図表30
 信頼感にプラスの影響を与えている要因は「企業の倫理性が高い産業である」である。次点で「社会的に
必要性が高い産業である」「消費者の声を聞こうとしている産業」「国民生活にとって欠かせない産業」
が続く。
 一方、最もマイナスの影響を与えているのは「高収益をあげている産業である」である。また「国際化が
進んでいる産業である」もマイナス要因となっている。

図表30.
図表 33.重回帰分析による製薬産業の信頼形成要因
-0.250 -0.200 -0.150 -0.100 -0.050 0.000 0.050 0.100 0.150 0.200 0.250
0.194

企業の倫理性が高い産業である

0.143

社会的に必要性が高い産業である
消費者の声を聞こうとしている産業である

0.125

国民生活にとって欠かせない産業である

0.115

**

**

0.098 **

技術力が高い産業である

0.074 **

就職したい(周囲に就職を勧めたい)産業である
将来性がある産業である

0.061 *

経営がしっかりしている産業である

0.056 *

情報を積極的に提供している産業である

0.038

社会貢献に熱心な産業である

0.034

自然環境を守ることに熱心な産業である

0.025

研究開発に熱心な産業である

0.022
** -0.106

国際化が進んでいる産業である
高収益をあげている産業である

**

**

-0.141

N=2000

**:1%水準で有意
*:5%水準で有意

注) 図表30
33で、標準偏回帰係数の棒グラフ横につけられた*印(アスタリスク)は、標準偏回帰係数の有意性検定の結果であって、
その変数単独の寄与が母集団においても0ではないと、一定の確率で推論されたことを表している。**は危険率1%、*は
危険率5%の確率での検定の結果で有意差があったことを示している。枠線網掛け内の各項目は有意差がみとめられなかった。

-43-

**