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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (141 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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Q

短期集中予防サービスの効果を利用者や家族、その他関係者に
信じてもらうためには、どうすればよいですか?

短期集中予防サービス
よくある質問

短期集中予防サービスの利用によって、利用者・家族・関係者は何を望んでいますか?
短期集中予防サービスの効果を信じられないのは、実際の体験がなかったり、自分が得たい成果とは違うもの
に感じていたりするからだと考えられます。相手の思いも聞きながら、対話を通して意味合いを伝えていきま
しょう。
総論 / 総合事業で元気になった方の事例動画
12ページ

大事な視点
直接の体験がない方々には、サービス利用前後の変化を分かりやすく伝えることが重要です。
実務的なポイント








動画・映像はとても有効(視覚、聴覚に訴える)
実際に利用してもとの生活を取り戻した本人が登場して、リアルに語る
事業リーフレットなどの活用(実施内容も伝えるとイメージが湧く)
大々的な広報の実施、元気になった方を特集
民生委員、老人クラブ、自治会などへの出前講座の実施
介護予防講演会やフォーラムの開催で事業で元気になった人の紹介などPRを実施
介護予防ケアマネジメント研修で事業効果を共有する場を持つ など

※ 説明者が、適切な対象者の状態像や、サービス内容、事業趣旨などをしっかり理解しておくこ
とも前提として必要です。

変化とはどのようなことでしょうか?
対象者が具体的にどう変化したかを整理して伝えるといいでしょう。(例:歩行距離、自宅での入浴状況・バ
スの乗降が可能・家事の再開、表情・声、服装、活動/社会参加などの変化)
総論 / 介護予防の対象となるのはどんな方ですか?

22ページ

利用の前後比較が端的に分かる資料を作ってみましょう
最初から動画や凝った資料を作ろうとはせず「何がどうなった」と端的に変化が伝わる資料を作ってみて、実
際の利用者や家族、関係者にみてもらいフィードバックを得てみましょう。
総論 / 総合事業で元気になった方の事例動画

12ページ

利用者の変化を紹介した動画



厚生労働省のHPに短期集中予防サービス紹介動画が事例として掲載されており、そのなかで利用者の変化が非常に分か
りやすく効果的に伝えられています。
厚生労働省、【奈良県生駒市作成】通所型サービスC(短期集中予防サービス)の紹介動画

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