介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (203 ページ)
出典
公開元URL | https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html |
出典情報 | 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》 |
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地域のネットワーク構築を進めるためには、
参加者にはどのような役割が求められますか?
地域ケア会議
事業デザイン
地域ケア会議のネットワーク構築機能とは?
地域ケア会議は多様な関係者が参加するため、ネットワーク構築の機会であると同時に、課題解決に必要な地
域資源・関係者を活用するためにどのようなネットワークを築いておく必要があるかを明確にする機会にもな
ります。
各論 / 地域ケア会議の基本的事項を教えてください(5つの機能の発揮)
196ページ
大事な視点
地域の支援ネットワークとは、行政や関係機関はもとより、高齢者や家族、サービス事業者、民
生委員、見守り等のインフォーマルサービス関係者、住民などによって構成される「地域の多様
なひとのつながり」のことです。
このつながりを構築していくためには、
• 地域の特性を理解し、地域のあらゆる社会資源を把握、活用していく視点
• 今すでにある地域のネットワークを把握、活用していく視点
• 地域包括ケアシステムの推進に必要だと考えられる新たなネットワークを構築していく視点
をもって、日々の業務にあたり、また地域ケア会議に参加することが期待されます。
例えば、地域ケア個別会議で認知症の方のケースについて検討している場合、この方の自分らし
い日常を生み出すために現時点で既に関わりをもっている方々(例:民生委員やサロン関係者な
ど)や今後の関わりを持ったほうがいいのではないかという方々(例:よく通っているスーパー
の店長など)にも参加してもらい対話を重ねることで、認知症の方でも暮らしやすい地域に向け
た支援の輪が広がることにつながります。
いまの地域ケア会議の雰囲気はいかがですか?
そもそも会議が形骸化していたり、心理的安全性が確保できていなかったりするような状況だと、参加者は自
分の情報を出し、つながって協力していく、そして新たな地域の関係者もつなげていく、というネットワーク
構築のステップへは進めません。まず現状を確認してみましょう。
各論 / 総合事業対象者や要支援者を対象とした介護予防のための地域ケア会議を機能させるポイントを教えてください
198ページ
地域ケア会議の参加者を新たに加えてみよう
多様で広範な地域の支援ネットワークを構築していくためには、地域ケア会議に新たな参加者に加わってもら
うことも効果的な方法といえます。
総論 / これからの地域づくりに必要なのは?
15ページ
総論 / 地域づくりにおける対話の重要性について教えてください
36ページ
地域のネットワーク構築をさらに詳しく
参
照
地域包括支援ネットワークの構築について事例ととも丁寧に解説されています。
一般財団法人 長寿社会開発センター『地域包括支援センター運営マニュアル3訂』(令和4年4月)
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