よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (179 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Q

生活支援コーディネーターが不安・孤独を感じているという声が
あるのですが、どうすればよいでしょうか?

生活支援体制整備事業
よくある質問

生活支援コーディネーターが孤立して活動していないでしょうか?
行政と生活支援コーディネーターの連携があまりなく、それぞれに地域づくりを進めようとすることで、住民
側が戸惑っているというケースもありました。連携の現状について意識してみましょう。
総論 / 地域づくりにおける市町村の役割とは?

20ページ

大事な視点
生活支援コーディネーターは一人で自分の地域や圏域を担当することも多く、地域での活動にも
決まった手順や方法があるわけでもないため、高齢者の方の話を聞いているだけでよいのか?何
が正解なのか?自分がやっていることは必要な仕事なのか?と不安や孤独に感じてしまうケース
もあるようです。

市町村としては、生活支援コーディネーターの活動をサポートし、活動を前向きに進めてもらえ
るような環境づくりが重要です。
• 生活支援体制整備事業としての推進体制がデザインできているか確認してみましょう。
• 協議体などに限らず、生活支援コーディネーターに声をかけ、相談し合える関係をつくりまし
ょう。
• 地域ケア会議への参加や、短期集中予防サービス利用者の社会参加の場の検討など、他の事業
との連動がしやすくなるように他事業の関係者にも働きかけをしていきましょう。
• 住民フォーラムなど、生活支援コーディネーターによる地域でのつながりづくりや事例を発表
する機会を作ることで、その日頃の活動を讃えたり、新たなつながりづくりを支援しましょう。

体験を語ってもらうことは、孤独解消には効果的です
生活支援コーディネーターに日々の活動のなかで体験していることを話してもらい、その体験へのポジティブ
なフィードバックをしてみましょう。第三者からの声掛けは自分の可能性に気付き、次への意欲をもつきっか
けとなりえます。
総論 / 地域づくりにおけるひとづくりの重要性について教えてください

37ページ

生活支援コーディネーターに助言を求めてみよう
例えば、短期集中予防サービスの利用者に関する地域ケア個別会議などに参加してもらい、その利用者の地域
での暮らしのために、どのような地域の活動や資源がいかせそうか、アイデアを聞いてみましょう。多くの生
活支援コーディネーターは地域の多様な情報を持っているものの、その情報の活用場面に悩んでいたりします。
各論/ 短期集中予防サービスは3~6ヶ月など一定期間で卒業することが前提だと思いますが
卒業できないケースが多いです。どのような要因が考えられますか? 139ページ

事業の推進チームづくりのポイントをみてみる



チームづくりを進めるコツや行政による生活支援コーディネーターへのサポートのヒントが紹介されています。
株式会社 日本総合研究所「新しい包括的支援事業における生活支援コーディネーター・協議体の先行事例の調査研究事業
報告書「高齢者の活躍と暮らしを応援する地域づくりのヒント集」」(平成29年3月)、H28年度老健事業

178