よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (91 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Q

介護予防ケアマネジメントの情報から
どのように多様なサービス創出を検討すればよいのでしょうか?

介護予防ケアマネジメント
事業デザイン

地域包括支援センターは多様なサービスの創出をどう考えていますか?
現場で介護予防ケアマネジメントを担っている地域包括支援センターに、下記の大事な視点等に含まれる高齢
者がどの程度いるか、確認してみることで多様なサービスの必要性などが見えてくるかもしれません。
総論 / 事業をデザインするとはどのような意味ですか?

24ページ

大事な視点
総合事業では地域の実情に応じて多様なサービスを展開することができますが、そのためにはサー
ビスを利用する方々の状態やニーズを捉えることが必要です。
自分たちの地域にどのような高齢者がいるだろうか?という視点で介護予防ケアマネジメントの情
報から高齢者の状況・状態をみていくと例えば以下のような方々がいることがわかってきます。
身近な距離に通いの場があれば、社会参加のためにデイサービスを利用しなくて済む方
• 下肢筋力や体力の向上ができればもとの暮らしに戻れる廃用症候群の方
• 専門のヘルパーでなくても買い物や掃除であれば対応できる方
• ちょっとした電球の交換や庭の掃除をしてくれる人がいたら助かる方 など


このような方々の存在に気づくことができれば、この方々のニーズを充たし、介護予防につなげる
ための具体的な支援・サービス創出を検討することができます。

一定数の人たちを元気にする取組を具体的にどう描いていきますか?



例えば、下肢筋力や体力の低下などで廃用性の状態にある方々を元気にして、もとの生活を取り戻しても
らうための手段として、短期集中予防サービスが用意されています。
ちょっとした困りごとへの対応には、訪問型サービスBなどの構築も考えられます。
各論 / 短期集中予防サービスの基本的事項を教えてください(目的・背景)

129ページ

サービス創出案(仮説)を検証してみよう
定量・定性のデータをもとに「このようなサービスが必要か?」と考えたものはあくまで行政としての仮説で
す。高齢者の生活をよく知る地域包括センターや生活支援コーディネーターといった関係者や、実際の住民に
も意見を改めて聞いてみることで、ニーズと合っているどうかを検証し、一緒に必要なもの(有効に利用いた
だけるもの)をつくっていくという視点を大事にしましょう。
総論 / 地域づくりにおける市町村の役割とは?

20ページ

総論 / 地域づくりの進め方を教えてください

23ページ

多様なサービス検討の視点をみてみる



現在の総合事業に移行した際に、地域づくりの方向性や総合事業等における多様なサービス検討の実践的な視点などが
解説されています。
株式会社 三菱UFJリサーチ&コンサルティング、「新しい総合事業の移行戦略―地域づくりに向けたロードマップ」セミ
ナー資料、H27年度老健事業

90