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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (76 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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総合事業の見直しプロセス
STEP 3

いまの事業を継続? or 見直し?

活用する情報・データ例
介護予防ケアマネジメントの実施内容の確認
 ケアプランを確認(アセスメント内容、目標設定、支援内容、ケアプランの評価、インフォーマルサービスの
活用率など)
 地域ケア個別会議の実績から見えてきた地域課題や頻出する個別課題の傾向
 介護予防ケアプランの点検・確認結果(個々人のケアマネジメントスキルの実態・傾向等)
 地域包括支援センターや居宅介護支援事業所へのヒアリング(不足するサービスや事業の確認等)
支援・サービスの提供状況の確認
 サービスや事業等の利用実績データ
 サービス提供事業所や住民活動(B型・D型・一般介護予防事業等)への実施内容・方法・体制・採算など
についての確認データ
 事業費の実績データ
 サービス提供事業所や住民活動との連携状況についての地域包括支援センター等へのヒアリング
支援・サービス提供後の利用者状況の確認
 サービス利用後の状態変化(改善・維持・悪化率等)
 予防給付の利用状況に関するデータ
 日常生活についてのアンケート調査
 通いの場などへの社会参加の状況の把握

⚫ もとの日常を取り戻すためのケアプランになっていないものが散見される
⚫ 各事業・サービスの違いが不明瞭となっており、地域包括支援センターにより案内が異なる





⚫ サービスの利用者数が少なく、収支が赤字のため事業所の経営を圧迫している
⚫ 短期集中予防サービスの終了後も他のサービスを長期にわたり利用しているケースが多い
⚫ 通いの場など地域資源の活用や開発も進んでいない
⚫ 総合事業の各事業に課題があり、全体のつながりも含めた再構築が必要そうだ

総合事業の見直しの要否・程度を判断(下図はイメージ)

いまの事業を
継続でOK

特定の事業や
サービスを

各事業や
サービスの

特定の事業や
サービスを

一部改善

連動を見直し

創出・大幅見直し

75

総合事業の
全体を再構築