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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (69 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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総合事業の見直しプロセス
STEP 2-A

“高齢者”って誰のこと?
⚫ “わがまちの高齢者”とは、どこに住むどんな方のことでしょうか? その方々が“元気になる”というのはど
ういう状態を指しているでしょうか? STEP 1 の問いを検証するために、まずこの“わがまちの高齢者”の
実態を把握し、その理解の解像度を上げていくことが重要です。
⚫ 要支援者・事業対象者をひと括りに捉えるのではなく、その状態像やニーズに応じて具体的に整理・分類
していきましょう。

実施手順・イメージ
わがまちの高齢者全体の傾向を把握する
※ 数字等はイメージです

活用する情報・データ例

これから

これまで

わがまちの高齢者に関する基本デー
タを把握
➤ 地域包括ケア見える化システム

調整済認定率

➤ 国勢調査
➤ 国立社会保障・人口問題研究所に

85歳~

よる将来推計・人口

75~84歳

➤ 介護保険事業計画 など

65~74歳






2022

2040

高齢化率

43%

47%

後期高齢化率

23%

33%

⚫ わがまちでは、今後、介護ニーズの高まる後期高齢者、特に85歳以上の方々が増えていく
⚫ このままいくと要介護・要支援ともに認定率が上昇を続け、わがまちの保険制度維持に黄色信号
⚫ 今まで以上に高齢者の方々に介護予防に取り組んでいただくことが重要!
⚫ ただ、要支援者等の規模や推移は分かったが、その方々の介護予防って具体的にどう考えるのだろうか?

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