よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (90 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Q

保険者として地域づくりを進めるにあたって
介護予防ケアマネジメントの実績はどのように活用できますか?

介護予防ケアマネジメント
事業デザイン

これまでどのような情報を把握・整理されてきていますか?
データの活用といった側面においては、どのような場面・目的で、実績データを収集してきているか、まず、
状況を確認してみましょう。
仮説と検証による総合事業の見直しプロセス / STEP 2-A “高齢者”って誰のこと?

68ページ

大事な視点
介護予防ケアマネジメントでは地域の高齢者一人ひとりの課題やニーズに向き合っているため、
その実績やデータには地域づくりのためのヒントが満載です。








わがまちにはどのような状態像の利用者が多いのか
地域でどう暮らしたいと思っているのか、生活課題やニーズは何か
日常でどこに通い、どんな活動や社会参加をしているのか
どのようなサービス、事業を利用しているのか
時系列ではどのような変化、傾向があるのか
総合事業費や予防給付費の経年的変化はどんな感じか
可逆性を立証するための事業や生活支援をサポートするような仕組みはあるのか

これらを地域のデータとして把握、解釈していくことで、総合事業のサービスの需要はどの程度
あるのか、いまのサービス提供内容はニーズとマッチしているのか、どこにどのような地域資源
の充実が必要なのか、といった地域づくりのために有用な情報が得られます。

個の視点と地域の視点の行き来が大切です
地域はひとや活動の集合体として存在しています。個人への支援を積み重ねる先に地域づくりがあること、地
域データの向こう側には実態としての個々人がいること、といった個と地域の視点を行ったり来たりする(で
きる)視点が保険者には大切です。
総論 / 地域って?

14ページ

地域包括支援センターなど関係者と一緒に検討してみる
地域包括支援センターは現場で高齢者の方々に触れ、困り事や必要なサービスなど多くの生の声やアイデア、
情報を持っています。わがまちに必要な事業やサービス、或いは供給過多の状況など、現場で感じていること
を保険者が認識しておく事はとても大切です。是非とも地域包括支援センターと協働する視点を持ちましょう。
総論 / 地域づくりにおける市町村の役割とは?

20ページ

総論 / 地域づくりにおける対話の重要性について教えてください

36ページ

事例をみてみる



介護予防ケアマネジメントの実績を活用して、総合事業を組み立てていった事例をみてみましょう。
生駒市、生駒市における総合事業の取組について

89