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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (152 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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Q

移動課題に係る担い手はどのように増やすことができますか?
また、どのような方が適していますか?

移動支援サービス
よくある質問

地域で活動している団体や法人とのネットワークはありますか?
移動サービスをボランティアで対応していこうと考えた場合、ボランティアの確保はもちろん必要ですが、あ
わせて事務局機能を整える必要があります。事務局機能として、地域で活動している団体や法人との連携は1
つの手段です。
総論 / なぜ地域づくりは「連動」が重要と言われるの?
28ページ

大事な視点
たとえば互助活動の一環で「許可・登録を要しない運送」をボランティアの協力でやっていこう
と考えるときに、担い手を募集するだけではなく、事務局機能を整備し、ボランティアが活動し
やすい環境をつくっておく必要があります。市町村と連携した団体が事務局機能を担っていると
認識されることで、登録ボランティアが増えた例も見られます。そのうえで、担い手になり得る
層に向けた積極的な広報活動を進めていきます。
担い手募集に向けた工夫(例)
• 自治体のホームページやSNSで発信する
• 住民が集うところにチラシを置く・配布する
• 認定ドライバー養成研修を、希望者が無料受講できるようにし、応募者を次世代の担い手とし
て支援する
• 担い手になってほしい人に向けた市町村からの発信物がある際に、チラシを同封する

担い手として適しているのはどのような方でしょうか?
たとえば定年退職後の60代層には、移動支援に関心を持ち、運転スキルも高い方がいる可能性があります。地
域と関わってこなかった特に男性は、家に閉じこもりがちにもなるといわれますが、社会との多様なつながり
を持つことは、新たな生きがい・やりがいにもなり得ますし、認知症発症リスクの減少にもつながります。
総論 / 地域づくりにおけるひとづくりの重要性について教えてください

37ページ

地域で活動する団体等とのコミュニケーションをはかろう
事務局機能を充実させるためには、地域で活動する団体との連携が欠かせません。社会福祉法人やNPO法人、
あるいは町内会、自治会、老人会といった団体も関係先として考えられます。生活支援体制整備事業における
協議体等の活用も有効です。
総論 / なぜ地域づくりは「連動」が重要と言われるの?
28ページ

移動支援についての参照情報



地域資源の把握や地域での協働について、紹介されています。
株式会社 日本総合研究所「新しい包括的支援事業における生活支援コーディネーター・協議体の先行事例の調査研究事業
報告書「高齢者の活躍と暮らしを応援する地域づくりのヒント集」」(平成29年3月)、H28年度老健事業

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