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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (99 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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Q

介護予防ケアマネジメントにおいて、医療と連携するメリットに
ついて教えてください

介護予防ケアマネジメント
よくある質問

医療介護連携において、要支援者に着目した視点で連携していることはありますか
介護認定は、要支援1から要介護5まで7段階の区分があります。それぞれの状態像に応じて支援する内容が
異なりますので、看取りやACPの研修と同様に総合事業に関する研修や介護保険制度への理解、医療以外の
社会資源も知っておいてもらうことが大切です。
総論 / これからの地域づくりに必要なのは?

15ページ

大事な視点
多くの高齢者は日頃から地域の病院や診療所に通っていますし、骨折・転倒等で入退院したりと
医療との接点を多くもっています。医療従事者に介護保険制度や地域の社会資源、市町村の独自
サービスや総合事業等を知っておいてもらうことは、介護予防ケアマネジメントを効果的に実践
するうえで、大変重要です。
連携のメリット例
病院の地域連携室等と入退院支援の場面で連携することで、適切な対象者の把握、その後の適
切な介護予防ケアマネジメント、サービスへのつなぎに役立つ
• 入退院支援マニュアルにより要支援者等に必要な情報などを適切に収集できるようになる
• 地域の資源を医療従事者に知ってもらうことで、総合事業や地域での活動につながりやすくな

• 物忘れ等により、予約日に受診ができなず、医療中断に至ってしまう高齢者のフォローを検討
するなど協議の場が持てる可能性が高まる など


医療従事者が退院後の高齢者の生活を心配して介護申請を進めるといった傾向はあ
りますか?
例えば転倒骨折で入院し、病院でのリハビリも順調に回復したものの、いざ退院となると家族も遠方だし、単
身世帯だから心配ね・・・ということで、地域での活動場所を十分に知らないがために、社会参加や今の能力
を維持するために「デイサービスにいきましょうね」というような案内がされる場合もあります。あなたのま
ちではどうですか?
各論 / 短期集中予防サービスにおいて、医療との連携が重要と言われるのはなぜでしょうか?

141ページ

まずは介護予防やその重要性を知ってもらおう
連携を進めるためには、医療関係者にまずは介護予防について必要性も含めて理解をしてもらうことが大切で
す。説明の機会創出やリーフレット提供などにより、普及啓発に努めましょう。庁内で医療担当の部署が異な
る場合には、まず庁内での担当者間の連携から進めることも必要になるかもしれません。
総論 / なぜ地域づくりでは「連動」が重要だと言われるの?

28ページ

全国での連携の実施状況をみてみる



在宅医療・介護連携の実施状況や事例を参考に、自分たちの状況を振り返ってみましょう。
株式会社 富士通総研「在宅医療・介護連携推進支援事業に係る調査等事業実施内容報告書」(令和4年3月) 、R3年度
在宅医療・介護連携推進支援事業

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