よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (178 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Q

生活支援コーディネーターが心がけておきたいポイントは
ありますか?

生活支援体制整備事業
よくある質問

市町村や地域包括支援センターは一緒に考えていく仲間です
地域づくりは生活支援コーディネーターだけが担うわけではありません。旗振り役である市町村や、ともに地
域で活動している地域包括支援センターとは、推進チームの仲間です。
総論 / 地域づくりにおける市町村の役割とは?

20ページ

大事な視点
生活支援コーディネーターは、地域の高齢者の方々に地域での自分らしい暮らしを続けてもらう
こと、そのためにわまがちの実情に応じて地域づくりを進めていく、という目的のために活動を
しますが、その際に心がけておきたい姿勢・ポイントがいくつかあります。
• 関係者の主体性を第一に考える。高齢者をはじめとした住民の思い・やりたいをつなげていく
ことが地域づくりには大事。
• できること、小さいことから始めて、積み上げていけばよい。いきなり大きな課題解決に取り
組まなくてもよいと考える。
• トライ&エラーで進めばよい。地域の方々との協働では回り道をすることをもあると考える。
• 既にあるものを活かす。ゼロから生み出す必要はなく、既にある資源や関係者の強みを見出し、
掛け合わせていく視点で活動する。
• 地域での活動を楽しむ。地域とつながることに喜びや楽しみを感じていれば、新たなつながり
が生まれやすくなる。

地道な活動が地域づくりにつながることを共有しましょう
コーディネーターといっても住民から見れば分かりにくい存在です。配属当初は挨拶回りから始まり、誘われ
れば断らないという姿勢で、お祭りを含めていろいろな場所に足しげく通ってみるのが大切です。顔を出し続
けて気にかけてもらい、ようやく相談を持ちかけてもらえるようになってきます。
総論 / これからの地域づくりに必要なのは?

15ページ

相談からアクションへつなげてみよう
ある生活支援コーディネーターは、独居高齢女性から「夫が亡くなり一人になり寂しい。近所の人たちと集い
たい」と相談を受け、地区内に集会所がなく、本人の「自宅を使ってもよい」との意向もあったことから、自
宅開放サロンを立ち上げるサポートを行ったそうです。1つの声に向き合うことから始めてみましょう。
各論 / どうすれば住民主体での通いの場をもっと増やせますか?

177

164ページ