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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 ハンドブック(市町村の支援者向け) (43 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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場づくり・対話に役立つツール
空間づくりのコツ
◆ 座席のレイアウトを工夫することで、目的にそった内容を展開しやすくなります
◆ そのため、ディスカッションなどを行う場合は、動きが取れる会場を確保しましょう

例:人が動ける十分な空間があるか、机や椅子も可動式かどうか

達成したいこと
参加者の理解が不足している
部分を補いたい
協働する仲間を増やしたい

参加者の緊張をほぐしたい

手法・ツール

使い方・工夫
◆ テーマについて関係者に共通のインプットができる

有識者等による
講演・講話

◆ より効果的な内容とするには、聴衆に問いかけなどを積極的に

アイスブレイク

◆ 緊張感をほぐすための、ちょっとしたゲームやクイズなど

行うことや、市町村のニーズ・対象に応じた内容に落とし込む
こと、動画で成功事例のプロセスを可視化して伝えることなど
が考えられる

参加者間にゆるやかな繋がり
を生み出したい
参加者が自由に意見できる雰
囲気を作りたい

場の雰囲気を変えたい
(例:意見が出にくい、雰囲気が
堅い)

◆ 隣の人と短時間で、感じたことを自由に共有すること

お隣さんワーク

◆ 緊張をほぐし、情報を詰め込みすぎにならないように一旦アウ

トプットすることができる

◆ 一人や複数人で参加者自ら考える時間を取ること

シンキング
タイム

◆ 支援者も入り、思考の手助けをすることもあれば、支援者は入

らない場合も想定される
◆ 会議で一般的に用いられるロの字型やコの字型配置を変えてみ

座席配置の変更

ることで、対話が活発化する
◆ 例えば椅子のみでサークル型を作ることで、自由な発言を促し、

表情が見えることによる納得感を高めることが期待できる

グループワーク

参加者のディスカッションを
促進したい

◆ 与えられたテーマについてグループ内で意見を出し合いなが

ら、最終的な結果を出す作業

◆ 参加者の主体性が重視され、テーマに沿って意見を出し合った

ワークショップ

り協力し合ったりする作業
◆ ある程度、自由に話せる雰囲気ができてから行うのがよい

◆ カフェで語り合うようなリラックスした雰囲気で行われる、参

ワールドカフェ

加者がテーブルを行き来する対話形式
◆ 参加者同士が十分に意見や情報を交換できるため、内容の共有

されやすく、また参加者の意欲が高まる

参加者の理解度を高めたい
参加者同士の情報共有を促進
したい




グラフィック
レコーディング

◆ 講演内容や、参加者の発言を模造紙やホワイトボードに可視化

してまとめる作業

株式会社 みずほ情報総研「生活困窮者自立相談支援事業における都道府県研修実施のための手引」(令和2年3月)、R
1年度生活困窮者就労準備支援事業
株式会社 日本能率協会総合研究所「介護予防・日常生活支援総合事業等の充実のための市町村支援 都道府県マニュアル」
(令和4年3月)、R3年度老健事業

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