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令和6年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24syokan/index.html
出典情報 令和6年度厚生労働省予算概算要求(8/31)《厚生労働省》
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➢次世代バイオ医薬品の製造・開発を担う人材の育成支援
医政局医薬産業振興・医療情報企画課
(内線4059)

次世代バイオ医薬品の製造・開発を担う人材育成支援事業
令和6年度概算要求額

1 事業の目的

30百万円(15百万円)※()内は前年度当初予算額

〇 バイオ医薬品は今後の成長領域であるが、我が国はそのほとんどを海外に依存し、国内製造されていない現状があり、経済
安全保障上問題であるほか、国内のバイオCMO/CDMOも限られることから水平分業が進まず、バイオ医薬品の新薬開発に
も支障が生じている。
〇 これまで厚生労働省では、バイオ医薬品開発等促進事業において、高度専門人材育成のための研修を行ってきたが、国内製
○造に対する需要を鑑みると、より多くの人材を育成していく必要があるとの声があがっている。また、新規医薬品のうちバイ
○オ医薬品が占める割合が増加することに伴い、今後、特許切れのバイオ医薬品も増加していくことが見込まれる。
○ 令和4年度に策定したバイオシミラーの普及目標達成にあたり、安定的な供給を確保することが重要であるため、国内にお
いて次世代バイオ医薬品の製造技術を持つ人材の更なる育成を実施する必要がある。

3 実施主体等

2 事業の概要・スキーム
○ 製薬企業やバイオベンチャーの社員等に対して、バイオ医薬品の製造技術、開発ノウハウ等に関する
○実践的な研修プログラムを実施し、我が国のバイオ医薬品産業に関する技術力の底上げを行う。これ
○までの研修は抗体医薬に特化していたが、細胞治療や遺伝子治療などの新規モダリテイも対象とした
○研修を行う。


厚生労働省

バイオ医薬品の製造に関する課題や解決策
を関係者間で共有し連携を強化するとともに
支援を進める。

4 事業実績

委託

技術研修事業の受講者数 ○座学研修:44名 ○実習研修:24名(令和4年度実績)

民間事業者等

➢日本医療研究開発機構(AMED)における研究及び厚生労働科学研究の推進
大臣官房厚生科学課(内線3809)

日本医療研究開発機構(AMED)における研究の推進(医療研究開発推進事業費補助金等)
令和6年度概算要求額

531億円(443億円)※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が医療分野研究開発推進計画に基づき、大学、研究開発法人その他の研究機関の
能力を活用して行う医療分野の研究開発及びその環境整備等に要する費用に係る補助金を交付することにより、健康・医療戦略を推進し、
もって健康長寿社会の形成に資することを目的とする。

2 事業の概要・スキーム
「健康医療戦略推進法」及び「独立行政法人日本医療研究開発機構法」等に基づき、医療分野の研究開発について、中核的な役割を持つ
国立研究開発法人日本医療研究開発機構を通じ、革新的な医療技術を実用化するための研究開発等を推進する。



定額補助

日本医療研究開発機構(AMED)


委託等

研究者/民
民間事業者等

※AMEDにおいて公募により研究者・民間事業者等を選定

3 令和6年度概算要求の内容
1.医薬品プロジェクト

219億円

小計 530億円

2.医療機器・ヘルスケアプロジェクト

26億円

3.再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト

64億円

うち医療研究開発推進事業費補助金
うち保健衛生医療調査等推進事業費補助金

4.ゲノム・データ基盤プロジェクト

137億円

5.疾患基礎研究プロジェクト

75億円

6.シーズ開発・研究基盤プロジェクト

9億円

革新的研究開発推進基金補助金
合計 531億円

-39-

400億円
130億円
1億円