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令和6年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24syokan/index.html
出典情報 令和6年度厚生労働省予算概算要求(8/31)《厚生労働省》
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○救急・災害医療体制等の充実
➢災害医療における情報収集機能等の強化
医政局地域医療計画課(内線2548)

EMIS代替システム調査研究事業
令和6年度概算要求額

1 事業の目的

98百万円(75百万円)※()内は前年度当初予算額
※デジタル庁計上



EMISは災害医療における情報収集を担っているが、ユーザーインターフェイスの向上やデータを収集/分析する機能の充実、他システ
ムとのデータ連係方法の確立等の課題を指摘されている。
〇 一方で、現状のEMISについては機能追加のたびに大規模な改修・保守契約を委託事業者から請求され、コスト面や迅速な機能提供に
関して大きな課題となっており、日常的な業務に必要な機能改善が十分に実現していない。
〇 EMIS後継システムを必要な機能ごとに分解し、 G-MIS (医療機関等情報支援システム)への一部機能の統合や、既存ローコーディン
グ・ノンコーディングツールを可能な限り組み合わせて再構築された状態で提供されるサービスの調達を検討しており、EMIS後継システ
ムに資するサービスを調達のための調査研究を行う。

2 事業の概要・スキーム
【調査研究事業の事業概要】

○ EMISを見直し、G-MISなどの最新システムと連携しやすい代替システムとして開発を模索した場合の、「代替システムの開発に要する
費用の積算」、「代替システムの開発に必要な仕様書の作成」、「代替システムの運用経費とEMISの運用経費との比較」等について、調査
研究事業を実施する。令和6年度はサービスの開始に向けた調達の支援で技術審査委員会等の項目が必須となることから、拡充して要求する。

令和4年度






令和6年度

令和5年度

①現状把握
②課題抽出・対応方針検討

④調達支援

③EMIS代替システム構築方針検討

3 実施主体
◆ 実施主体:委託事業(民間事業者)

医政局地域医療計画課(内線2548)

新EMISにおけるシステム利用
令和6年度概算要求額

1 事業の目的

2.2億円 (ー) ※()内は前年度当初予算額 ※デジタル庁計上

○ EMISは災害医療における情報収集を担っているが、ユーザーインターフェイスの向上やデータを収集/分析する機能の充実、他システムとのデー
タ連携方法の確立等の課題を指摘されている。一方で、現状のEMISについては機能追加のたびに大規模な改修・保守契約を委託事業者から請求され、
コスト面や迅速な機能提供に関して大きな課題となっており、日常的な業務に必要な機能改善が十分に実現していない。
○ EMIS後継システムを必要な機能ごとに分解し、 G-MIS (医療機関等情報支援システム)への一部機能の統合や、既存ローコーディング・ノンコー
ディングツールを可能な限り組み合わせて再構築された状態で提供されるサービスを調達する。本要求はこのうち、EMIS後継システムとして災害
モードの公開機能やDMAT管理システム、医療搬送患者管理機能などを提供できる民間サービス利用にかかる費用を要求するものである。

2 事業概要・スキーム



EMISの再構成イメージ全体像(案)

EMISの課題意識

G-MIS+EMIS後継サービスによる解決案

• 柔軟性に乏しい
• 保守が重い
• システム連携困難

G-MIS

 ノー・ローコーディングツールによる柔軟な改修
 軽い保守管理
 容易なシステム連携

サービス提供事業者
(民間事業者)

G-MIS

災害時モードのON/OFF
被災状況入力画面を表示

① 被災状況
入力画面

④ 災害モード
被災情報の
公開
公開サイト/
オープンデータ

EMIS

⑤ 連携基盤 拡張

他政府/行政
システムと連携

EMIS基本機能

EMIS後継サービス

SIP4D

DMAT管理機能
医療搬送
患者管理機能

実施主体

機能移管

② DMAT向け
管理アプリ

委託により実施

D24H
JSpeed

③ 医療搬送患者
管理機能

ローコーディング・ノンコーディングツールを組み合わせた民間サービスの利用にかかる部分

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厚生労働省

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