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令和6年度予算の編成等に関する建議 本文 (29 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html
出典情報 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》
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役世代の手取り所得は増えず、「実質的に追加負担を生じさせないこと」
は実現できない。報酬改定や医療・介護の制度改革に着実に取り組み、全
体として、雇用者報酬の伸びの範囲に医療・介護の給付の伸びを収めてい
く必要がある。〔資料Ⅱ-1-13 参照〕
社会保険料負担抑制の観点からはメリハリをつけた報酬改定を行うこ
とが重要になる。例えば、診療報酬・介護報酬をそれぞれ1%引き上げる
と、保険料負担は合計で約 3,000 億円増加することとなる。医療機関等
の経営状況等を踏まえた適正な公定価格とすることが重要である。
〔資料
Ⅱ-1-14 参照〕
また、国民皆保険を維持しつつ、制度の持続可能性を確保していくため、
保険給付の効率的な提供、保険給付範囲の在り方の見直し、高齢化・人口
減少下での負担の公平化といった観点から改革を実現していく必要があ
る。
〔資料Ⅱ-1-15 参照〕

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