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資料2 第1回~第6回検討会における主な意見及び論点案 (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44232.html
出典情報 ストレスチェック制度等のメンタルヘルス対策に関する検討会(第7回 10/10)《厚生労働省》
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論点8

集団分析・職場環境改善の実施体制

(第6回検討会における主な意見)(概要)
• ストレスチェック制度の企業の体制の中の一番上は、実施責任者であるが、実施者からスタートしてしまって
いる。実施者である産業保健スタッフは、人事労務の知識が薄いので、職場環境改善をしっかりやろうとする
と実施者では無理。実施責任者をはっきりさせて、実施責任者は人事労務部長以上にしなくてはならないとい
う体制作りにしてから始めないと、職場環境改善につながらない。大きな企業でも、職場環境改善が進まない
のは、健康管理部門がストレスチェックの実施責任者を引き受けてしまう事例。人事労務管理まで対応できな
い。
• 海外の同類の制度がうまく回らないのは、医療や心理とか産業保健の発想から入るからだと感じている。人事
労務管理に引きつけないと、うまく対処できない課題だと思う。
• 自分が関わっている企業の中で、職場環境改善がうまくいくところは経営層が関心を持っていて、人事労務と
経営層と健康管理部門が一体になって話合う土壌があるところはうまくいく。どうしたらそういう土壌ができ
るのかということは、事例を積み重ねて検証していく必要がある 。

• こころの耳には、職場環境改善の50以上の事例がある。その事例の多くが、経営トップ主導であり、実施責任
者の記載については、賛成。

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