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令和6年度こども家庭庁補正予算の施策集(令和6年12月17日) (3 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/88749a20-e454-4a5b-9da8-3a32e1788a23/a258939b/20241217_policies_budget_51.pdf
出典情報 令和6年度こども家庭庁補正予算の施策集(12/17)《こども家庭庁》
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こども・若者の意見聴取の推進

長官官房 総務課
令和6年度補正予算 1.0億円

事業の目的

「こどもまんなか社会」の実現に向けて、すべてのこどもや若者について、意見形成を支援し、意見表明、社会参画の機会が確保され、意見が施策に反映
されることによる施策の質の向上と更なる意見表明の好循環を創出していくことが重要である。(こども大綱(令和5年12月22日閣議決定))
こどもまんなか実行計画2024では「こども若者★いけんぷらす」の登録者に関して、「今後5年間で1万人程度にする」ことが盛り込まれているが、年齢
上限の到達等による登録者の減少を見込むと、毎年度、約2000人程度の新規登録者の確保が必要。庁創設時は3か月で約4,000人の登録を記録したもの
の、昨年7月以降、約4,000人から登録者数が伸び悩んでいることから、さらなる登録者を獲得するためには、早急かつ抜本的な措置が必要である。
さらに、同計画では「意見聴取の実施数」「登録しているこども・若者の数」を指標としている。令和5年度は延べ41回の意見聴取を実施し、延べ数で登
録者の約半数の者から意見を聴いてきたところ。5年後に1万人の登録者を目標とする中で、意見を言いやすい環境づくりを重視しながら、可能な限り多
くの参加者の意見表明機会を確保するためには、意見聴取の実施数を増やし、一度当たりの意見聴取への参加人数を増やしていく必要がある。このために、
一連の意見反映プロセスに関する効率的な業務実施に向けた仕組みの構築を図り、1つの政策テーマに対して、複数の手法を用いた意見聴取を実施できる
ようにすることが必要である。
このため、年間50万PVの実績を有するこども家庭庁こども向けウェブサイトに、これらを推進するための基盤を構築し、各種こども施策に関する意見
聴取をより効果的に実施するとともに、個人情報の適切な保護が確保された環境で分析等を実施、施策に反映できる環境を構築する。

事業の概要
「こども若者★いけんぷらす」の基盤構築
こども若者★いけんぷらすに関して、こども向けウェブサイトの中で、こどもが権利の主体であることの学びを得る機会を提供するとともに、いけんぷ
らすへの参加、こども施策を含むテーマに関する情報提供、意見表明、施策反映の結果についてのフィードバックまでの一連の過程を完結できるよう、
新たに機能を実装する。
<内容(主なもの)>
・こども向けユーザーインターフェースの構築
すべてのこどもや若者が意見形成や意見表明を行うことが可能になるよう、こどもや若者が理解し
やすくアクセスしやすい環境を整備する。また、意見を言いたくなるような情報発信を可能とする。
・こども向けウェブサイトを用いた意見表明機会「いけんひろば」の開設
こども若者★いけんぷらすにおける意見を伝える機会である「いけんひろば」をウェブサイト上に
実装し、オンライン・チャット・アンケートでの意見聴取への参加をよりスムーズに行える環境を整
備する。
・データベース構築、アンケート等の分析機能
個人情報の適切な保護が確保された環境下で、個人情報管理を行うとともに、意見聴取の結果を分
析することができるようになり、より効率的・効果的に施策に反映させるとともに、参加者募集やテ
ーマの内容やフィードバックなど、こどもや若者への意見聴取の手法の改善につなげる。

実施主体等



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