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令和6年度こども家庭庁補正予算の施策集(令和6年12月17日) (42 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/88749a20-e454-4a5b-9da8-3a32e1788a23/a258939b/20241217_policies_budget_51.pdf
出典情報 令和6年度こども家庭庁補正予算の施策集(12/17)《こども家庭庁》
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ドナーミルクの安全確保の仕組み及び安定供給に関する
調査研究事業
事業の目的



成育局 母子保健課

令和6年度補正予算 母子保健衛生対策推進事業委託費

50百万円

早産児、特に極低出生体重児(出生時体重1500g未満)については、壊死性腸炎や敗血症等の合併症の予防や
将来的な神経発達予後の改善に、早期の母乳による経腸栄養が有効であるとされている。

○ ドナーミルクとは、産婦自身の母乳が得られない場合に、授乳中の方からの善意により提供された母乳を、殺
菌処理等して低出生体重児等に供与するものであり、母乳由来の栄養を補給することに加え、未熟な腸でも早期に
経腸栄養を開始する最適な方法であり、壊死性腸炎等の予防に有効性があるとして、新生児医療の現場で国際的に
も広く活用されている。
○ わが国においては、契約医療機関に対してドナーミルクの提供を行う「母乳バンク」が民間団体により運営さ
れているほか、院内において殺菌処理等したドナーミルクを供給する例もみられているが、現時点において、ド
ナーミルクは食品や医薬品のいずれにも位置付けられていないなどの状況となっている。
○ こうした状況等を踏まえ、今後、ドナーミルクの法的な位置づけも含め、現状と課題を整理するための調査研
究を実施することで、ドナーミルクの安全確保の仕組みや安定供給に関する知見を収集することを目的とする。
事業の概要

ドナーミルクに関する法的な位置づけや、殺菌処理等の安全確保の仕組み及び安全供給に関する現状や課題(ド
ナーミルクを医薬品等に位置付ける場合における、各種申請手続きや必要となる知見、医薬品等に位置付ける場合
の運用面の課題などを含む)を整理するための調査研究を実施する。
実施主体等

【実施主体】民間団体(公募により決定) 【補助率】定額

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