提案書20(3802頁~4000頁) (111 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
731204
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査(その他のもの)
日本臨床検査医学会
01内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
08感染症内科
関連する診療科(2つまで)
18消化器外科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査
その他のもの
無
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
D
017 3
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
○
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
技術内容は検体の染色、顕微鏡による形態の確認である。主としてグラム染色を行った場合に算定される。
文字数: 48
再評価が必要な理由
排泄物、滲出物または分泌物は感染症診断とりわけ術後感染や呼吸器感染など様々な感染症の診断には欠かせない検体である。これらのグラム染
色や抗酸菌染色は感染症の初期診断には欠かせない。抗菌薬の初期選択において不可欠である。現行の61点ではスライドガラス、染色液などの材
料費に加え、検査技師の高度な技量を維持するには不十分である。検査の質を担保するには少なくともコストと同等の点数が必要で、再評価が必
要である。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
手技と染色に要する時間、人的資質のトレーニングによる向上、病原体の推測に要する経験と技能。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
対象患者は感染症一般である、尿、糞便、喀痰、穿刺液、胃液、十二指腸液、胆汁、膿、眼分泌液、鼻腔液、咽喉液、口腔液、その他の滲出物等
について細菌、原虫等の検査を行った場合に該当する。染色の有無及び方法の如何にかかわらず、また、これら各種の方法を2以上用いた場合で
あっても、1回として算定する。症状等から同一起因菌によると判断される場合であって、当該起因菌を検索する目的で異なる複数の部位又は同
一部位の複数の箇所から検体を採取した場合は、主たる部位又は1箇所のみの所定点数を算定する。
当該検査と区分番号「D002」の尿沈渣(鏡検法)又は区分番号「D002-2」の尿沈渣(フローサイトメトリー法)を同一日に併せて算定
する場合は、当該検査に用いた検体の種類を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
D
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
017 3
医療技術名
排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査(その他のもの)
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 熟練を要する技術であり育成に数年単位、あるいは10年以上の時間がかかる。
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
参考文献1より
る。)
3912