提案書20(3802頁~4000頁) (199 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
732201
血小板凝集能
日本臨床検査専門医会
【対象疾患】
• 血小板数は正常だが出血傾向を有するなど、
血小板機能低下が疑われる患者
• von Willebrand病
添加前後の画像
【既存の方法との比較】
• 技術的に成熟した体外診断法であるが,コストが実施料を
大きく上回っており,検査を取りやめる施設が出ている.
• 正確な診断に基づく適切な出血性疾患の診療ができず,
大きな問題となっている.
【診療報酬上の取扱】
• D006 出血・凝固検査 8 血小板凝集能 50点
• 「8」の血小板凝集能を測定するに際しては,その過程
で血小板数を測定することから,区分番号「D005」
血液形態・機能検査の「5」末梢血液一般検査の所定
点数を別に算定することはできない.
透光率(凝集率)%
【技術の概要】
• 代表的な血小板機能検査で,血小板機能低下症,特に先天性血小板機能低下症の診断に必須の検査である.
• 血液検体から多血小板血漿を得て,血小板凝集惹起物質を加え,血小板の活性化により形成される血小板凝集を,
専用機器で光の透過率として検出する.複数の凝集惹起物質(ADP,コラーゲン,エピネフリン,リストセチンを用いるの
が一般的である)を最低2濃度以上用いて解析し血小板機能異常を診断する.
• 採血後の血小板への刺激を最小限に抑え,可及的速やかに検査を行う必要があることから,各医療機関での実施が必
要な検査である.
血小板凝集惹起物質
専用機器での測定結果
100
50
正常
血小板機能低下症
0
測定時間
日本臨床検査振興協議会 依頼
血小板凝集能1検査あたりのコスト分析(資料1)
37施設回答、中央値10178円
赤線が現行の保険点数
4000