提案書20(3802頁~4000頁) (165 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
731215
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
迅速微生物核酸同定・定量検査加算
日本臨床検査医学会
01内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
07血液内科
関連する診療科(2つまで)
08感染症内科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
リストから選択
特になし
有無をリストから選択
追加のエビデンスの有無
D
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
023
注
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
○
その他」を選んだ場合、右欄に記載
臓器移植患者等の「EBウイルス核酸検出」や「サイトメガロウイルス核酸検出」を迅速に行うことは治療方針の決定につながり患者の予後を大
きく左右する。これらの項目の迅速核酸検査は有用性が高いため、迅速微生物核酸同定・定量検査加算の適用対象の拡大を要望する。
文字数: 125
再評価が必要な理由
「EBウイルス核酸検出」、「サイトメガロウイルス核酸検出」は、臓器移植後患者等のモニタリングに用いられており、近年、検査精度が向上
したことからその重要性が高まっている。現状、迅速微生物核酸同定・定量検査加算は、「マイコプラズマ核酸検出」、「レジオネラ核酸検
出」,「百日咳核酸検出」または「結核菌群核酸検出」の呼吸器感染症領域の一部検査に限定されているが、入院診療も対象とした、臓器移植患
者等の「EBウイルス核酸検出」、「サイトメガロウイルス核酸検出」についても迅速核酸検査は有用性が高いため、適用対象の拡大を要望す
る。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
現状では、対象が呼吸器感染症領域の一部検査に限定されているが、他の項目についても迅速核酸検査は有用性が高いため、対象の拡大を要望す
る。
移植関連領域疾患での感染対策は極めて重要であり、EBウイルス核酸定量ならびにサイトメガロウイルス核酸定量の結果の遅延は、全身の臓器障
害や移植臓器の喪失につながる。微生物核酸同定・定量検査は、1検体のみを迅速に実施しようとした場合、検体と陰性コントロール、陽性コン
トロールを加えた3テスト分の試薬と消耗品のコストが必要で、診療報酬に対してマイナス計算となってしまう。このため採算面から外部委託す
る施設、自施設で装置を持っていても多くの施設では、数日分の検体をまとめて実施しており、核酸同定検査の持つ迅速性が損なわれている。医
療機関で即日検査が実施可能になれば、治療方針の決定までの期間を短縮でき、適切な治療を早期に開始でき、医療費の削減にもつながる。
・マイコプラズマ肺炎、レジオネラ肺炎、結核、百日咳の感染が疑われる場合
・遺伝子解析装置を用いて、目的とする微生物の核酸を検出する
・6、7、12(百日咳菌核酸検出に限る。)又は13(結核菌群核酸検出に限る。)に掲げる検査の結果について、検査実施日のうちに説明した上
で文書により情報を提供した場合は、迅速微生物核酸同定・定量検査加算として、100点を所定点数に加算する。
D
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
023
注
医療技術名
迅速微生物核酸同定・定量検査加算
3966