提案書20(3802頁~4000頁) (195 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
732201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
血小板凝集能
日本臨床検査専門医会
01内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
07血液内科
関連する診療科(2つまで)
03循環器内科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
血小板凝集能
有
追加のエビデンスの有無
D
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
006 8
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
○
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
本検査は代表的な血小板機能検査である.血小板機能低下症,とくに先天性血小板機能低下症の診断に必須の検査である.被検血液検体から多血
小板血漿を得て,血小板凝集惹起物質を加え,血小板の活性化により形成される血小板凝集を,専用機器で光の透過率として検出する.複数の凝
集惹起物質を最低2濃度以上用いて解析し血小板機能異常を診断する.血小板機能の異常を検出するために採血後約3時間以内に検査を終える必要
がある.
文字数: 200
再評価が必要な理由
機器・試薬のコストが高く,かつ,熟練した検査技師の人手を要し,検査コストが実施料を大きく上回るため.
血小板機能低下症の診断において必須の検査であるにもかかわらず,あまりの不採算に本検査を取りやめる病院もあり,本邦の出血性疾患の診療
における大きな問題となっているため.
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
血小板機能低下症の診断に必須の検査であるにもかかわらず,あまりの不採算に,特定機能病院ですら,本検査を取り止めるところもあり,本邦
の出血性疾患の診療における大きな問題点となっている.機器・試薬のコストが高く,かつ,熟練した検査技師の人手を要し,検査コストが実施
料を大きく上回るため増点を要望する.2020年度に臨床検査振興協議会で行った1検査あたりのコスト調査(37施設が回答)に基づき,中央値であ
る1081点とすることを提案する.
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
・血小板機能低下が疑われる患者
・体外診断薬と分析装置による血液凝固機能検査
D
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
006 8
医療技術名
血小板凝集能
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 血小板機能低下症,とくに,先天性血小板機能低下症やvon Willebrand病の診断に必須の検査である.
適切な診断および加療が行われない場合の患者への被害,診療にかかる費用や医療スタッフへの負担は多大である.
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
参考文献1,2より
る。)
3996